2011年9月17日土曜日

メルト・アウトの恐怖!!!8月5日22時

(以前書いた記事ですが、今の状況を説明していると思いますので掲載します。)

「メルト・アウトの恐怖!!!(福島原発第一原発1号機)8月5日22時」

もう、これは恐ろし過ぎて「趣味人倶楽部」内の日記には、書く気がしない。

1~3号機のウランの装填量は、「1号機のウラン燃料の装荷量約69トン、2号機約94トン、3号機約94トン」だそうである。

これが、メルト・アウトして地下に潜ってしまっていたら、今後どうなるのか???しかも、3号機はMOX燃料である。

万が一、運悪くある程度の量が、合体してしまったらどうなるのか???





合体したら、ミニミニ「地下核実験」と似たような事態になるであろうと推測する。

これが、「最悪」のケースである。

運良く、そうならなくても小規模の臨界~核反応が、数多く発生する事が予想される。

しかるに、専門家は沈黙したまま、マスコミは「完全」無視である。

普通に、考えると地下から核反応で発生した、水素と水蒸気に核生成物質が混じって、地上に吹き上げられる事が、予想される。

何しろ、核燃料の現在地が地下にあるのは、推測できるが、正確にどこ!!とは、特定出来ないであろう。

と、なれば手の打ちようが、無い!!と思われる。

せめて、警告だけは、するべきだと思うが、そんな気配は全然、無い!!!

原発で働く者と、原発に近い所に住んでいる人達は、無警告で、重大な危険に晒される事になる。

このまま何もしないのなら不作為による「犯罪」に、等しいと思う。

olivenews ver1.0 から、全文引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?n=111656

【重要】【福島第一原発事故 恐るべき事態進行INES-10か】

東京電力は30日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器内の気体に含まれる放射性物質の濃度の測定結果を発表した。

測定は、原発からの放射性物質の放出量を正確に評価する作業の一環で、格納容器内での測定は初めて。測定濃度は、東電が当初想定した約1千分の1と低かった。

気体1立方センチメートルあたりに含まれる放射性物質は、セシウム137が20ベクレル、セシウム134が17ベクレルで、5月上旬に扉を開放する前の原子炉建屋内の濃度とほぼ同じだった。

福島第一原発1号機は、既に原子炉圧力容器内に水位が無い。

格納容器内に水があるが、この濃度では既に格納容器内にも溶融した核燃料がない可能性が高い。


恐らく原子炉建屋基礎のコンクリを突き破りながら、めり込んでいるのだろう。

さてはて、どうやって溶融核燃料を取り出すのか理解に及ばない状況だ。

どれくらいが汚染水となって海洋に流出したのか、どれくらいが地中にめり込んでいるのか分からない。

すなわち、核燃料が格納容器を破り、その殆どが外部に放出されているとなると本件は大事故である。

原子力安全・保安院は大気中への放出を77万テラベクレルと解析したが、格納容器を突き破って核燃料が外部に出ているとなれば、その評価を見直さざるを得ない。

1号機のウラン燃料の装荷量約69トン、2号機約94トン、3号機約94トンであるが、いったい何処にあるか分からないからだ。

何処にあるか分からない核燃料を取り出すことは最早困難。

東電にとって、日本にとって、大変に厳しい状況となった。

チェルノブイリは一基の原子炉のメルトダウンだったが、フクシマは3基の原子炉がメルトダウンし、格納容器外に膨大な核燃料が放出されたことになる。

是は、重大事態である。

なぜなら核燃料(膨大な放射性物質の塊)の拡散をどうやって止めるかと云う困難に直面することになる。

もし仮に相当程度地中にめり込んでいるとなれば、それをどうやって止めるかと云う抑止工事が必要だが、どこにあるか分からないのでは工事のしようがないからである。

しかしやらねば、どんどん膨大な核燃料が地下に沈み込んで行くことになる。

現在、マスコミは「やらせ」で持ちきりだが、その背後で恐るべき事態が進行していることが分かったのである。

また循環注水冷却は、せいぜい格納容器内に核燃料が止まる場合に有効だが、核燃料が格納容器外に殆ど出てしまうと、今度は冷却事態が管理できなくなる。

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以上、全文引用。
非常に「恐ろしい」事が、現実になるかもしれない。

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