2012年3月26日月曜日

佐藤栄佐久さん(前福島県知事)原発利権と闘った人

 47news
「無分別が生んだ破局」と前知事 福島県の佐藤氏、仏紙に
2011/03/29 00:20   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032801001106.html


【パリ共同】福島県の佐藤栄佐久前知事は29日付フランス紙ルモンドのインタビューで、福島第1原発の事故について、原発の運営に関わった人間の「無分別がもたらした破局だ」として東京電力や日本の原子力行政当局を強く批判した。
 佐藤氏は福島県知事時代の1998年、全国で初めてプルサーマル計画を了承。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料が福島第1原発に搬入されたが、2002年に東電の原発トラブル隠しが発覚、了承を撤回した経緯がある。
 佐藤氏は「(今回の事故で)恐れていたことが現実になってしまった」と指摘。日本の原発行政を推進する経済産業 省と監視機関の原子力安全・保安院を分離すべきだとの声があったのに実現していないことを挙げて「日本は民主国家だが、浸透していない分野がある。正体不 明の利益に応じて、数々の決定がなされている」と原子力行政の不透明性を暴露した。
 また「今回の破局は(原発に関する)政治決定プロセスの堕落に起因している」と指弾した。




カレイドスコープ
Tue.2011.04.19  
佐藤栄佐久前知事の会見
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-453.html

YouTube
20110418 Eisaku Sato Fukushima 佐藤栄佐久福島県前知事FCCJ Part 4
http://www.youtube.com/watch?v=v7nKyU-4daQ
JAPANCAM1 さんが 2011/04/19 にアップロード

佐藤栄佐久(前福島県知事)会見「原発政策について」
http://www.youtube.com/watch?v=fW8t8Fz_Ihs&feature=related
FACTAonline さんが 2011/04/18 にアップロード

佐藤栄佐久元福島県知事 2011年3月20日 – Web Iwakami 1 3532343 13446422
http://www.youtube.com/watch?v=8tQJ0f22rbc&feature=related
tamasacat さんが 2011/03/27 にアップロード
佐藤栄佐久元福島県知事緊急インタビュー2011-03-20
http://www.youtube.com/watch?v=RhpUu2Vl8rA&feature=related


2011年3月20日、佐藤栄佐久元福島県知事に緊急インタビュー
http://iwakamiyasumi.com/archives/7682
movie2424 さんが 2011/04/14 にアップロード
2011年3月20日、佐藤栄佐久元福島県知事に緊急インタビュー
http://iwakamiyasumi.com/archives/7682


福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう1/6
http://www.youtube.com/watch?v=IaUwS3uYvzM&feature=related
chorochannel さんが 2011/05/14 にアップロード
愛川欽也パックインジャーナル5/14(土)
早野 透(桜美林大学教授)
内田 誠(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)

福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう2/6
http://www.youtube.com/watch?v=TGjkjKmJtSM

福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう3/6
http://www.youtube.com/watch?v=-czx37R8vq8&feature=related

福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう4/6
http://www.youtube.com/watch?v=AWMMrqf8ZXw&feature=related

福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう5/6
http://www.youtube.com/watch?v=PnCGgCplW9w

福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう6/6
http://www.youtube.com/watch?v=BDZpxGuGupU



福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう②
http://www.youtube.com/watch?v=lWDCgc023-k&feature=related
chorochannel さんが 2011/05/14 にアップロード

福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう③
http://www.youtube.com/watch?v=frMexaEE_TQ

福島原発反対で辞めさせられた前知事佐藤さんから話を聞こう④
http://www.youtube.com/watch?v=3WCmNdHRAUE



20110418 Eisaku Sato Fukushima 佐藤 栄佐久 福島県前知事 FCCJ Part 1
http://www.youtube.com/watch?v=z8T--6faRzU

20110418 Eisaku Sato Fukushima 佐藤 栄佐久 福島県前知事 FCCJ Part 2
http://www.youtube.com/watch?v=_Pnv_aMKfRI

20110418 Eisaku Sato Fukushima 佐藤 栄佐久 福島県前知事 FCCJ Part 3
http://www.youtube.com/watch?v=FfvVa_obi_A
http://www.youtube.com/watch?v=FfvVa_obi_A&feature=related
JAPANCAM1 さんが 2011/04/18 にアップロード

20110418 Eisaku Sato Fukushima 佐藤栄佐久福島県前知事FCCJ Part 4
http://www.youtube.com/watch?v=v7nKyU-4daQ

肥田舜太郎講演会(1~16) YouTubeから

YouTubeから
肥田舜太郎講演会(1/16)

http://www.youtube.com/watch?v=jHJB7GaScwI&feature=related

         さんが 2012/01/28 にアップロード2012年1月25日 埼玉県飯能市 自由の森学園において 肥田舜太郎氏講演
      

肥田舜太郎講演会(2/16)
http://www.youtube.com/watch?v=QCqfvhnptSE&feature=related

肥田舜太郎講演会(3/16)
http://www.youtube.com/watch?v=HOkq5RVeZig&feature=related

肥田舜太郎講演会(4/16)
http://www.youtube.com/watch?v=BfoKppv2m5g&feature=related

肥田舜太郎講演会(5/16)
http://www.youtube.com/watch?v=2QgvKx8UN_M&feature=related

肥田舜太郎講演会(6/16)
http://www.youtube.com/watch?v=3frAS3t3yoU&feature=related

肥田舜太郎講演会(7/16)
http://www.youtube.com/watch?v=AU4mFUQBsq4&feature=related

肥田舜太郎講演会(8/16)
http://www.youtube.com/watch?v=HhZ0dTc_JFM&feature=related

肥田舜太郎講演会(9/16)
http://www.youtube.com/watch?v=H3nKAXjjh6U&feature=related

肥田舜太郎講演会(10/16)
http://www.youtube.com/watch?v=qPQegSJtBTQ&feature=related

肥田舜太郎講演会(11/16)
http://www.youtube.com/watch?v=JeX7O0cPLwc&feature=related

肥田舜太郎講演会(12/16)
http://www.youtube.com/watch?v=6Q-NRZK5BLs&feature=related

肥田舜太郎講演会(13/16)
http://www.youtube.com/watch?v=-gvsxF5zynw&feature=related

肥田舜太郎講演会(14/16)
http://www.youtube.com/watch?v=rs0s99YMHEo&feature=related

肥田舜太郎講演会(15/16)
http://www.youtube.com/watch?v=6jl2SDy_wcc&feature=related

肥田舜太郎講演会(16/16)
http://www.youtube.com/watch?v=LMS0X0t-dpI&feature=related

肥田舜太郎:隠された内部被曝〜シーベルト&ベクレルにだまされるな!(YouTubeから)

YouTubeから

肥田舜太郎:隠された内部被曝~シーベルト&ベクレルにだまされるな!
http://www.youtube.com/watch?v=6mdUwmAoHow&feature=related


さんが 2012/02/08 にアップロード
2011年10月10日(月)に埼玉県深谷市で行なわれた被爆医師 肥田舜太郎先生(94歳)の講演会「ヒロシマ・ナガサキからフクシマへ~内部被曝について~」から第2弾「隠された内部被曝~シーベルト&ベクレルにだまされるな!」(タ­イトル=投稿者).深谷シネマサポーターズクラブ主催.七ッ梅東蔵ホールで収録.

第1弾「フクシマ以後をどう生きぬくか?ー肥田舜太郎先生(94歳)の話」→http://www.youtube.com/watch?v=TNkTSNWt52M
第3弾「肥田舜太郎:一人の生命は地球より重い~国・東電は責任を果たせ!」→http://www.youtube.com/watch?v=7jwg2W6yt4M

「原発事故の身体への影響」肥田舜太郎氏01(全2本) 2011年8月6日 (YouTube)

YouTube から

「原発事故の身体への影響」肥田舜太郎氏01(全2本) 2011年8月6日
http://www.youtube.com/watch?v=wZZ0ShxQg28&feature=related


         さんが 2011/08/09 にアップロード       
               【講題】 「原発事故の身体への影響」
【講師】 肥田舜太郎先生(28歳の時に広島で被爆し、医師として6000人以上の被爆者の診療に携わっておられる。
映画監督の鎌仲ひとみさんの作品「ヒバクシャ-世界の終わりに-」に出演されている。)
【日時】 2011年8月6日14時~15:30
【会場】 広島市中区袋町の「広島市まちづくり市民交流プラザ」北棟5階研修室
【主催】 広島陸軍病院原爆慰霊会




※入場無料で申し込み不要でした。
主催者及び先生ご本人の許可を得てアップロードしております。
(2本目)http://www.youtube.com/profile?user#p/u/1/l6UR5YC3Hjo

被曝医師・肥田舜太郎さんが語る『真実の原子力』 YouTubeから

YouTubeから

【拡散希望】被曝医師・肥田舜太郎さんが語る『真実の原子力』
http://www.youtube.com/watch?v=3p73GY19ZrY&feature=related

hakunamatataTJ さんが 2011/04/27 にアップロード 【転載歓迎】
(これをご覧になられた方へお願いがあります。あなたの家族や友達など大切な人に伝えて頂けないでしょうか?このバトンが日本中に回ることを期待しています)

内部被曝の真実を語る第一人者・肥田舜太郎さんが見た原子力 http://bit.ly/jVw1gD
(※チェルノブイリ原発事故から25年、フクシマ原発事故から約一ヶ月半、「原発なしで暮らしたい100万人アクション in 広島」でのスピーチです。)

広島の原爆で自らもヒバクをした医師・肥田舜太郎さんは、以来60年以上に渡りヒバクシャを診て、「内部被曝の脅威」や「核の廃絶」を世界に訴え続けて来られました。
ヒロシマ、ナガサキの原爆でヒバクした日本は今、フクシマの原発でヒバクの脅威にさらされています。世界からヒバクシャをなくすために、人類が今後も地球で生きていくため

­に、今私たちがしなければいけないこと。
肥田舜太郎さんが語る原子力の真実をあなたの大切な人に伝えてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
スナメリチャンネルhttp://bit.ly/qWtpvZ

【肥田舜太郎】低線量被曝とぶらぶら病1【ヒロシマ原爆体験】YouTube

★重複する部分も有りますが、掲載します。
YouTube から

【肥田舜太郎】低線量被曝とぶらぶら病1【ヒロシマ原爆体験】
http://www.youtube.com/watch?v=SAM6U5C_viA&feature=related


さんが 2011/04/08 にアップロード
追加情報
2011年10月6日、岩上安身氏が肥田舜太郎氏の3時間に及ぶロングインタビューをUstreamで配信
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65768108.html
このページから見ると再生しやすいです。
---------------
「低線量被曝」「内部被曝」「ぶらぶら病」という言葉を知っていますか?

ブログ「肥田舜太郎さん講演・内部被爆とぶらぶら病」
http://d.hatena.ne.jp/naibuhibaku/
本作「大人たちのつくった世界」採録や専門書からの引用を中心とした補足情報を展開予定。

29歳の時に広島で被爆した医師・肥田舜太郎さんが、広島での体験と、
生涯を通じて診療してきた被ばく者に関して講演しました。(※被ばく者は
ヒロシマ・ナガサキだけではなく、原発の被曝労働者なども含みます。)

2011年3月19日の収録です。15分の作品が6本くらいになる予定で
現在、4作品をアップロードします。
→Vol 2. は http://www.youtube.com/watch?v=Ck4h9AwyNxM

いま、東北地方太平洋沖地震で被災した方々や、福島第一原発事故の現場で
働いている方々をバックアップして、一人一人がしぶとく生きることを
問われているのかもしれません。

復興で立ち上がることに決して水をさすわけではありませんが、現在、
流れている放射能の病状に関する情報は誤っていると肥田医師は、強く
訴えています。

放射線による症状には、ガンや白血病や死産などの他にも、色々な
症状があるようです。「ぶらぶら病」もその一つ。今の段階では、
治療法が良く分からない病気ですが、こういう見たことのない病気が
原爆症や低線量放射線の影響下で顕れたことがあるという事実を
みんなが知っておくことは悪いことではないと思い、アップロード
します。

一方で、低レベルの放射線の影響は、同じ線量でも個人差がとても
大きいとも言われていますので、今回の事故に関して言えば、
確率で言えば大丈夫な人の方がずっと多いはずです。

おびえ過ぎず、煽ったりもせず、生活を大切にしながら、
冷静に一人一人が自分で考えるキッカケになれば、と願っています。

Vol 1. ヒロシマ原爆体験
■28歳の時に・・・
■広島は不思議なことに・・・
■本人は被爆してないのに・・・
■三度捕まってるんですけど・・・
■私はその日の朝・・・
■お酒をだいぶ飲んで酔っぱらって・・・
■それで私も目がくらみました
http://www.youtube.com/watch?v=SAM6U5C_viA

Vol 2. 1945年8月6日に見たもの
■なんにもない青空に
■家の中を飛ぶんですよ
■医者だと思ってる人間が聴診器もなくなって
http://www.youtube.com/watch?v=Ck4h9AwyNxM

Vol 3.広島での医療活動と「ぶらぶら病」
■医者だと思ってる人間が聴診器もなくなって
■これ残酷な仕事ですよ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=vX11MKzs7Ug

Vol 4.医者がわからない「ぶらぶら病」
■いっぺんはぼくのところに来るのね
ぶらぶら病
■そんなにダルいの......と
■国立病院ができたってんでみんな来るわけだ
■アメリカ行って
■17カ国に伝えてきた
http://www.youtube.com/watch?v=G5qq4CJxBRc

2012年3月25日日曜日

Foresight から(2)

Foresight から
核燃料再処理工場「六ヶ所村」はどういう所か
2011/05/02
出井康博 Idei Yasuhiro
ジャーナリスト
(1)http://www.fsight.jp/article/10448
(2) http://www.fsight.jp/article/10448?ar=1&page=0,1



3985643212078654BB
http://siryou78453289761230987645siryou.blogspot.jp/2012/03/78342106706535.html




Foresight から
「核燃料サイクル見直し」に揺れる六ヶ所村
2011/08/24
出井康博 Idei Yasuhiro
ジャーナリスト
(1)http://www.fsight.jp/article/10724
(2) http://www.fsight.jp/article/10724?ar=1&page=0,1



3985643212078654BB
http://siryou78453289761230987645siryou.blogspot.jp/2012/03/67490867512531.html

Foresight から
「東電解体」はすでに始まっている
2012/01/18
杜耕次 Mori Koji
ジャーナリスト
(1)http://www.fsight.jp/article/11135
(2)http://www.fsight.jp/article/11135?ar=1&page=0,1



記事目録083170
http://gydr5730ujirfwldi75632vdrw.blogspot.jp/2012/03/89453210686542.html

Foresight から
「想定外」発言が示す日本の原子力行政の“致命的後進性”
2011/10/17
依田加代子 Yoda Kayoko
(1)http://www.fsight.jp/article/10887
(2)http://www.fsight.jp/article/10887?ar=1&page=0,



資料や記事など0007
http://rteoo567432pohrty.blogspot.jp/2012/03/blog-post_25.html

45309678543174

Foresight から

安易な原発再稼働で「10年以内に再び過酷事故」という原子力委試算
2012/01/24
塩谷喜雄 Shioya Yoshio
科学ジャーナリスト

(1)http://www.fsight.jp/article/11147

工業用内視鏡で撮影された2号機の格納容器内の様子。核燃料の位置や状態は今も分からない[東京電力提供](c)時事
 このまま日本で原発を再稼働させたら、今後10年以内に、東京電力福島第一原子力発電所と同じような事故がまた起こる――。
 原子力推進政策の総元締めともいえる政府の原子力委員会(近藤駿介委員長)の小委員会が、日本の原発が過酷事故を起こす「事故発生頻度」を試算したとこ ろ、抜本的な安全強化策を施さないまま、原発を安易に再稼働させると、最悪の場合、日本にある原発のどれかが、10年以内に放射性物質を大量に飛散させる 過酷事故を起こすという、衝撃的な結果が出た。
 福島第一の事故を踏まえて、過酷事故のリスクコストを試算し、原発の発電原価に反映するのが目的だったが、その計算過程で、とんでもない副産物が飛び出 してきたことになる。これが現在の日本の原発が抱える事故リスクの科学的評価だとしたら、ストレステストに合格すれば、原発の再稼働はOKなどという、お ままごとみたいな手続き論は、もはや全く意味を持たない。

「試算詐欺」に隠れていた驚きの前提

 昨年の10月25日、原子力委員会の原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会 (鈴木達治郎座長)が、 「原子力発電所の事故リスクコストの試算」 を発表した。過酷事故を起こした場合の、損害賠償や除染にかかる費用をはじいて、それを原発の発電原価に乗せようという試算である。
 賠償や除染の費用は、最大でも1kWh当たりの発電原価を1.6円上昇させるだけ、という結論だった。もともと原発の発電原価は、政府と電力会社が費用 を過小に見積もって「創作」したモデル試算の産物だ。1kWh当たり5-6円というその値に、1.6円を上乗せしても、依然として原発は他の電源に比べて 割安、ということになる。原子力ムラの懲りない面々による予定調和の図式に、ぴったりはまる結論だった。
 それゆえに、メディアの扱いも軽く、賠償費用を含めても原発は割安と強調するか、過酷事故では発電原価が2割以上上がるとするかの違いはあっても、あまり細部には突っ込まなかった。
 試算は福島第一の賠償や除染費用を5兆円と見込むなど、常識的な予想の10分の1にも満たない過小な想定をしていた。それを見て筆者も、例によって例のごとくの、原子力ムラの得意技、現実を隠すための「試算詐欺」とみなし、熟読しなかった。
 昨年末に知人と一杯やった時、結論よりも試算の前提、事故発生頻度の評価が「ミソ」だと示唆された。

発生頻度についての5つの試算

 周辺環境に大量の放射性物質を放出する過酷事故は、どれくらいの頻度で起きるのか。それを決めないと、事故リスクコストは算出できない。検討 小委は、条件を変え、5つの場合を想定して、過酷事故の発生頻度を試算している。この中に、日本の原発は10年に1度、過酷事故を起こすという刺激的な数 値が隠れていた。
 第1は、IAEA(国際原子力機関)が、安全目標として掲げているもの。放射性物質を外部に大放出する事故の頻度をこれ以下に保つべき値は、「10万炉年に1回」としている。
 第2は、世界中の原発(431基が稼働中)をひとまとめにして事故頻度を計算する方式で、福島第一で運転中の原子炉3基が起こした事故を、津波による1回の事故、とみなす場合だ。発生頻度は「5000炉年に1回」となる。
 第3は、同じく世界ひとまとめだが、福島の事故をそれぞれ独立の3回の事故だとして計算する。頻度は「3000炉年に1回」。
 第4は、日本の原発(54基)だけに限定して計算し、福島の事故は1回とみなす方法で、発生頻度は「1500炉年に1回」となる。
 第5は、日本の原発に限定し、福島の事故は3回とみなす計算で、頻度は「500炉年に1回」である。
 ここに出てくる「炉年」というのは、それぞれの原発ごとの稼働年数を合計したもので、運転実績といってもいい。原発の事故頻度などはこの数字をもとに計算されることが多い。
 例えば、A国に100基の原発があり、そのうち50基は20年稼働し、残り50基は10年稼働していたとしよう。A国の原発運転実績は、50×20と 50×10を足して、1500炉年となる。この時点で大事故が1回発生すれば、A国の原発の大事故発生頻度は、1500炉年に1回、となる。
 個別の原子炉1基、1基が大事故を起こす頻度は、それぞれ1500年に1回に過ぎない。しかし、A国の原発全体では、大事故が発生する頻度は、個々の原 発の事故頻度を100基分積算した値、1500分の1という個別の事故頻度に、原発の数である100を掛けた数字、15分の1になる。
 事故を起こすのがどの原発かは特定できないが、15年に1回は、A国内で原発の大事故が起こるということを、この数字は示している。大事故の経験を踏まえて、A国が全ての原発に、格段の安全策を施さない限り、この発生頻度は変わらない。

第5の条件が示す「10年に1回」という頻度

 そこで、検討小委が示した第5の発生頻度に注目していただきたい。日本の原発の過酷事故の頻度は、500炉年に1回という数字である。日本の 原発50基(福島第一の1-4号機は廃炉になるため除外)が全部再稼働すれば、日本全体での事故発生頻度は、500分の1に50を掛けて、10分の1にな る。これから10年に1回は、放射性物質を大量に撒き散らす過酷事故が、日本で発生するということだ。
 福島第一の1-4号機の廃炉には、今後40年かかるとされている。その間に日本では4回も原発の大事故が起こるという話である。10年に1度、どこかで 原子炉建屋が爆発して、周辺地域を放射性物質で汚染するという事態を、日本国民は甘受しなければならないのだろうか。この数字が科学的に見て妥当な数字な ら、日本にとって原発の再稼働という選択肢は全く「あり得ない」ことになる。
 福島第一原発で本当に何が起きたのかは、ほとんど解明されていない。検討小委が、運転中だった1-3号機の事故が、津波による1つの事故だったとする場 合と、それぞれが独立の事象で、事故は3回起きたとする場合に分けて検討していることは、合理的であり評価できる。運転中ではなかったが、原子炉建屋の上 半分が吹っ飛んで、即発臨界の可能性がある大量の核燃料が管理できないまま放置されている4号機も事故に含めて考えるべきだ、とは思うが、話が複雑になる ので、1回か3回かでここはよしとすべきだろう。
 福島第一の事故を1回とカウントする検討小委の第4の想定では、大事故の発生頻度は1500炉年に1回である。これも日本全体の発生頻度に直すと、30年に1回は、日本のどこかで、原発が過酷事故を起こすことになる。
 今や女性の平均寿命は90歳に迫っている。日本人は生涯で3回も、福島第一並みの原発大事故を経験しなければならないのだろうか。


(2) http://www.fsight.jp/article/11147?ar=1&page=0,1

地震国・日本では第4、第5の試算が妥当

 IAEAの安全目標に沿った10万炉年に1回という、第1の想定は、現実の事故を反映しておらず、そうあってほしい数字としか言いようがない。
 世界の原発をひとまとめに扱う第2と第3の想定は、具体的な事故、現実に発生した事故のリスクを薄めるために、国際的な原子力ムラがよく使う手法であ る。スリーマイルもチェルノブイリも福島も、みんな同じ過酷事故、世界中の原発の運転年数を合算すれば、分母は大きく膨らんで、見掛け上は事故発生頻度を 小さくできる。国際的な安全神話製造マシーンといってもいい。
 地震国で原発がすべて津波の影響を受けやすい海岸に立地している日本を、地震の記録がほとんどない大陸の内陸原発と同等に扱うのは、リスク評価として は、妥当性を欠く。地震・津波のリスクも、運転・管理者の能力や体質も、監視・規制の枠組みも、共通している日本の原発を1つのグループとして計算するの が合理的で、しかもわかりやすい。そういう意味では、第2、第3の想定も参考でしかないだろう。
 第4と第5のどちらが現実のリスクに近いかは、今後の事故調査にかかっている。東京電力がどれだけ正直に、証拠の改竄、隠滅などをせずに、公的な調査機 関の指示に「従う」かどうかである。最近奇妙な言葉をよく聞く。東電が調査に「協力」したり、除染にも「協力」したりするのだという。それは協力ではな く、すべからく事故当事者の「責任と義務」であることを肝に銘じるべきであろう。

原子力委員会に変化の兆し?

 10年に1度、あるいは30年に1度の事故発生頻度だから、日本では原発の稼働再開は一切許すべきではない、と主張するつもりはない。発生頻度も、あくまで机上の計算である。
 昨年3月時点で、日本の商用炉の運転実績(廃炉になったものを含む)は、1423炉年。福島第一事故を3回の別々の過酷事故とすれば、それを3で割って、大事故の頻度は474炉年に1回、数字を丸めて500炉年に1回とした。
 日本の原発が10年に1度は大事故を起こすという意味の数字を、日本の原子力の生みの親とされる正力松太郎が初代委員長を務めた原子力委員会内の小委員 会で、外部に公表していいのか、という懸念はムラに近いメンバーからは出たに違いない。事実、毎日新聞は、検討小委内で、発生頻度の想定をめぐって議論が あったと報じている。
 それでも、この刺激的な数字が公表されたのは、原子力関係者の間に少し変化が出てきた兆候ではないか。福島第一原発事故の持つ重大な意味を、過小に、過 小に、評価して、形だけ取り繕って切り抜け、後は口をぬぐおうという、東電や経済産業省の手法に、「否」を突き付けたのが、発生頻度の提示だった、と筆者 は解釈している。
 事故発生頻度の計算で、第2-5の想定について、検討小委はこういうコメントを付記している。「福島第一と同じ旧タイプの炉を、今回の事故経験を踏まえた安全対策を行わずに供用し続けることと同義」であると。
 無策で再稼働させるという条件つきの数字だと注釈をつけているわけだが、「再稼働するなら、事故の教訓をちゃんと汲み取り、老朽原発は止め、進化型の炉 も十全の安全策を施してからにすべきだ」と促しているように思える。形ばかりのストレステストすらやらずに、原発の再稼働をお願いに九州に飛んだ海江田元 経産相のような、前のめりの再稼働論の急所に、10年に1度という過酷事故発生頻度は、ぐさりと突き刺さったはずだ。

生かされなかった柏崎刈羽の事故

教訓を踏まえた安全策とは何か。残念ながら、ストレステストなるものは、それに当たらない。日本の原発が抱えている地震と津波に関する本源的なリスクとは無関係といっていい。
 論より証拠。日本の原発の運転実績が1300炉年程度だった2007年に、東電の柏崎刈羽原発は、想定していた地震動の3.8倍、重力加速度にして 1699ガルに達する強い揺れに襲われた。それでも島根原発3号機の安全審査ではこの経験は反映されず、浜岡原発を除けば、耐震補強工事も進んでいない。
 柏崎刈羽の事故から何も学ばなかったのだから、日本の原発が、耐震想定を3.8倍も超える強い地震に襲われるリスクは、1300炉年に1回のままだ。そ れに原発の数50を掛けると、26年に1回は、日本のどこかの原発で、耐震想定の3.8倍という揺れに襲われることになる。
 これだけのリスクを冒して、設計基準の強化や具体的な地震・津波対策を講じないまま、再稼働に走る原子力ムラの論理は、破綻している。
 原子力安全・保安院が指示したという追加的安全策に、「ドリルの装備」というのがあるのをご存じだろうか。核燃料を冷却できずに水素が大量に発生した ら、決死隊が原子炉建屋の屋上に上って、ドリルで穴をあけて水素を逃がすのだという。マンガである。こんな追加措置で、再稼働させるつもりらしい。
 過酷事故の発生頻度という数字を必要以上にクローズアップするつもりはない。10年に1度の過酷事故というのは重い数字だが、冷静に評価し、吟味して、 合理的で持続可能な道を選ぶ判断基準の1つにすればいい。発生した事態を冷厳に受け止め、科学しなければ、前には進まない。
 数字の暗喩、寓意が、安全神話という虚構から飛び出し、今度は、事象の深奥に隠れたリスクを、鋭く映し出したのかもしれない。

2012年3月19日月曜日

memo0001

 福井新聞オンライン
原発安全評価は机上の計算 政府自ら“不十分” 認める
(2012年4月14日午前11時35分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowerplantfuture/34160.html
(http://564fredsa8790dweq.blogspot.jp/2012/03/blog-post_7255.html)


2月16日に収録
Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120413-00000039-mailo-l07
地熱発電所:磐梯朝日国立公園で計画の事業者9社、6月にも調査着手へ /福島
http://564fredsa8790dweq.blogspot.jp/2012/02/20047.html


2月16日に収録
地熱発電:国立・国定公園内での設置基準緩和…環境省
毎日新聞 2012年03月21日 21時17分(最終更新 03月21日 23時28分)
http://mainichi.jp/select/news/20120322k0000m040103000c.html?inb=yt
http://564fredsa8790dweq.blogspot.jp/2012/02/blog-post_3642.html

原発安全評価は机上の計算 政府自ら“不十分” 認める

福井新聞オンライン

原発安全評価は机上の計算 政府自ら“不十分” 認める
(2012年4月14日午前11時35分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowerplantfuture/34160.html


 
拡大 県内商業原発のストレステスト1次評価提出状況 県内商業原発のストレステスト1次評価提出状況

 関西電力大飯原発3、4号機は、地震に対しては想定した最大の揺れの強さ(基準地震動)の1・8倍 となる1260ガル相当まで、津波は想定高の4倍の11・4メートルまで、核燃料が損傷せずに耐えられる―。停止中の原発再稼働の前提として行われたスト レステスト(安全評価)の1次評価結果だ。

 関電が提出した評価結果を経済産業省原子力安全・保安院は「妥当」と認め、原子力安全委員会も評価方法を「適切」とした。

 しかし、福井県をはじめ立地自治体からは「机上の計算」「ストレステストだけでは不十分」と批判を浴び続けた。

 結局、政府は「新安全基準」を決定。1次評価は安全性判断の材料の一部にすぎず、十分条件ではないと認めた形だ。

 時間と労力をかけて延々と手続きが進められてきたストレステストとは一体何だったのか。

  ■  ■  ■

  ストレステストは昨年7月、欧州連合(EU)での導入を参考に当時の菅直人首相が実施を突如決めた。1次評価は、想定を超える地震や津波に対し、安全上重 要な設備が設計上どの程度の余裕を持つかをコンピューターで解析する。2次評価は、炉心損傷を起こし過酷事故になった場合など、設計上の余裕を超えて実際 にどこまで耐えられるかを調べる。

 テストは本来、原発ごとに弱点を見つけ、継続的に改善するのが目的。再稼働の条件としているのは日本だけだ。

  国の意見聴取会委員として大飯3、4号機の1次評価を審査した元原子力プラント設計技術者の後藤政志氏は「安全性を保証するものではない」と指摘。人為ミ ス、機器の欠陥や劣化、台風などの外的要因がない前提の理想的な状態で解析しており「机上の評価」にすぎないというのだ。

 さらに、地震、津波に対する余裕がどれだけなら安全といえるかの“合格基準”は示されず、県は「結果を再稼働判断にどう生かすかの基準が不明確」(西川一誠知事)と疑問を投げ掛け続けた。

  ■  ■  ■

 「1次と2次はセット。安全宣言をするつもりはない。再稼働とは無関係」。原子力安全委の班目春樹委員長は2月にこう発言。波紋を広げた。

 2次評価はEUのテストに近く、より重要と考える専門家は多い。班目委員長も「2次は究極的な余裕がどこまであるかを評価。検討の深さが違う」と説明する。

 しかし、安全委は評価結果を二重チェックする立場。当事者が人ごとのようにテストの意味に疑義を唱える姿に、立地自治体はとまどった。

 2次評価は、昨年末が提出期限だった。しかし、どの電力事業者も着手さえしていない。保安院は「重要性は認識しているが、具体的に2次で何を促し、何を追加で求めるかは検討段階」とするだけだ。

  ■  ■  ■

 「コンピューターの解析だけで評価し、さらに机の上でチェックして『はい、OK』というのは納得できない。消防が民宿を訪れて防火査察するように、世間一般の常識なら、現場をチェックしないと安全確認にならないはずだ」

 関西電力大飯原発の足元、おおい町大島に住む無職大道定雄さん(67)は3、4号機のストレステスト(安全評価)1次評価について、こう疑問を呈した。二重チェックした原子力安全委員会は現場を見てさえいないと憤る。

 ストレステストは国民の安心を得るため導入したはずだった。しかし、政府側にも「一般の人に分かりづらい」(原子力安全委員会の班目春樹委員長)との声があった。

 経済産業省原子力安全・保安院による1次評価の方法が妥当か1月に検証した国際原子力機関(IAEA)の調査団=Wワードファイル=も、課題として「テストの実施または審査において何を期待するかを明確にすべきだ」と勧告した。

 テストは、住民の「安心」を担保する材料とは言い難かった。

 結局、基準、目的があいまいとの指摘を受け入れる形で、政府は新安全基準を決めた。

  ■  ■  ■

 関電が保安院に提出した大飯3号機の1次評価結果の報告書は700ページ余り、厚さは6センチにも及ぶ。設備・機器に関する膨大な解析データの表や、分析図が記載されている。明らかにしていないが、相当のコスト、労力がかかっている。


 テストの意味について保安院は「プラントの弱点の把握や改善のためのツールとして有効」と説明する。
 関電の担当者は「東京電力福島第1原発事故を受けて行った緊急安全対策で安全性の向上につながった効果が、評価で確認できた」と語る。例えば、地震に対しては対策前の1・75倍から余裕度が約3%向上。津波も4・65メートルから約145%アップしたという。

 ただ、その信頼性は、あくまで「机上の計算」の範囲内だ。

  1次評価の報告書で関電は、全交流電源喪失に陥った場合に炉心の冷却手段が確保できる時間を「16日間」と評価した。しかし保安院は、地震と津波が重なっ て起きる事態を考えた場合、給水時の水源となる一部のタンクの耐震性が低く、期待できないとして、審査書では「7・2日間」と改めた。

 関電は「あくまで全交流電源喪失のみの評価」と弁明するが、福島の事故の教訓を踏まえれば、地震と津波に同時に見舞われると想定するのが一般的な感覚だろう。

  ■  ■  ■

 原子力安全委も審査の過程で、さまざまな課題や改善点を指摘した。

 複数基が並ぶ原発で1基が炉心損傷に陥った場合、他の原子炉で事故対応ができるか、検討を求めた。人員の確保や配置を含めた緊
急時の対処能力も検証されておらず、より系統的に示すよう注文を付けた。

 また、現場の手動操作に依存する部分は、作業環境の変化を想定した複数のアクセスルート確保や、失敗した際の代替策を考慮すべきとした。

 「机上の計算」を、いかに現実的な安全策につなげるのか、という重い問いかけだ。

 そして何より、住民が納得できるのかが問われる。(原発取材班)

20120312 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

YouTubeから
20120312 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

http://www.youtube.com/watch?v=VEZAJ8JGBdo&feature=player_embedded


         さんが 2012/03/12 にアップロード       
               「バイバイ原発3・10京都」日本もここまで来たんだなあと思いながら一緒に歩きました 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/03/13/tanemaki-2012feb12/

・班目春樹原子力安全委員会委員長が3月末に退任の意向を発表したことについて
・「バイバイ原発3・10京都」というイベントとデモについて
・オーストリアのツベンテンドルフ原子力発電所について。
・アンチアトムインターナショナルに参加した際のウイーンのデモについて。
ノーカット(wma)
http://goo.gl/LLA3s

文字起こし転載ブログ
http://ameblo.jp/l1ksy9j4ve8neao8-ih6sde0/entry-11191597793.html

20120312 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

20120307 [1/3]たね蒔き「小出裕章さん、スタジオからの初めての生出演!」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LQJdDOdGDDM

20120307 [2/3]たね蒔き「小出裕章さん、スタジオからの初めての生出演!」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=AlLCB69oKPw
(内容同じ???)
20120307 [2/3]たね蒔き「小出裕章さん、スタジオからの初めての生出演!」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=AlLCB69oKPw

20120307 [3/3]たね蒔き「小出裕章さん、スタジオからの初めての生出演!」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=a6xbUid3z2U

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文字起こし転載ブログ
(1)
http://ameblo.jp/l1ksy9j4ve8neao8-ih6sde0/entry-11191612129.html
(2)(3)
http://ameblo.jp/l1ksy9j4ve8neao8-ih6sde0/entry-11191620281.html

「原子力安全・保安院」の無能力

☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
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☆記事目次
http://lodgrxfyurruit5gdgyryuuyf.blogspot.com/




今回の原発事故について、一番責任があるのは、東電だろうか???「原子力安全・保安院」だろうか???「原子力安全委員会」だろうか???
写真判定のように「微妙」です。


「原 子力安全・保安院」は、原発に関しての直接の監督官庁です。そして、資源エネルギー庁や経済産業省と人事異動があり、監督と推進が、一体化していました。 これで「監督しろ」と言っても、土台ムリな話では、あります。しかし、監督官庁である以上、「出来ません」では、済みません。これまでは、それで済んで来 ました。ウヤムヤに、「誤魔化して来た」と言う事です。

関係者の話を聞くと、そもそも「原子力安全・保安院」には、原発について監督する 能力が無かったと言う事が、判明しています。では、どうしていたのか???電力会社や重電メーカーからの出向の嘱託職員が、実務を代行していたのです。監 督能力、ほとんど「ゼロ」というのが、「原子力安全・保安院」の実態です。

その「原子力安全・保安院」が、原発再稼動について、審査しています。これは、ドロボーにドロボーの取締りを、「丸投げ」しているようなものです。もっと、ヒドイ話です。取り締まるドロボーは無能力なわけですから、取り締まれるはずがありません。

し かし、現実は、「原子力安全・保安院」が「OK」を出したから、「原発を再稼動してください」これが政府の変わらない立場です。こんな形式的な事には、だ れも納得できないでしょう。ですから、本来「原発推進」の立場にある、原発立地県の県知事がそろって再稼動に「ストップ」をかけているのです。最早、日本 政府は「判断能力」や「世間の常識」を失ったと言わざるを得ません。

「下克上」を期待する以外に希望の無い状況です。「下克上」は、本来良い事ではありません。しかし、時代と状況により必要になる事があります。社会の上層部が判断能力や世間の常識を失った時、「下克上」が必要になります。

そ の「時」は、まさに「今」であるように思います。戦国時代のように、人を殺したり社会システムを破壊したりする必要は、ありません。法律と手続きに乗っ とって行えばよいのです。その芽が社会の、アチコチに芽吹き始めました。国民は、これを応援し後押しするべきであると思います。バカげた事、不合理な事を 許しておけば、社会が崩壊します。

毎日新聞 2012年3月12日 23時27分(最終更新 3月12日 23時51分)
伊方原発:愛媛県商議所連合会が再稼働拒否の見解
http://mainichi.jp/select/science/news/20120313k0000m040085000c.html

毎日新聞 2012年3月1日 東京朝刊
ザ・特集:ストレステストの問題点 原子力安全・保安
院意見聴取会メンバー、井野博満・東大名誉教授に聞く
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2012/03/01/20120301ddm013040225000c.html

毎日新聞 2012年3月9日 11時10分(最終更新 3月9日 13時37分)
伊方原発:3号機は「妥当」 保安院ストレステスト
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120309k0000e040156000c.html



★ご参考(過去ブログです)
「原発安全審査、不十分だった」 班目・寺坂両氏が謝罪
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11166015557.html

「原子力規制庁 ムラから必ず切り離せ」 「保安院に資格はあるか 原発安全評価」
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11154887985.html

伊方原発再稼働は「白紙」!!中村時広・愛媛県知事
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11153690058.html

原発利権の構図(転載)・・・再掲裁
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11153688133.html

原発利権の腐れぶり、と言うべきか癒着振り!!(民間企業側と官僚機構側)・・・再掲裁
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11153685298.html

電力会社と官僚機構の「ズブズブ」の関係(再掲裁)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11153677699.html

「地元合意」の非合理を、何故追及しない(1)

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原 発の新設・再稼動について、すぐ出てくる言葉は、「地元合意」です。「地元合意」は、これまでは実に形式的で、原発立地(予定)の市町村レベルの自治体と 県の合意でした。しかし、現実に福島第1原発で事故が発生して、分かったのは「軽めの事故」でも、半径300kmくらいの範囲に被害が及ぶと言う事実で す。チェルノブイリのように、「原子炉爆発」ならヨーロッパ全域~ロシアのかなりの地域~トルコまで、かなりヒドイ被害が及びます。

この 現実を、考えるなら現在の「地元合意」の基準は、余りに狭すぎます。狭すぎるから、『金(かね)』をばら撒いて合意を取り付けるような(不正)が出来るの です。つまり、原発の安全対策も過酷事故対応も、ほとんど形式的なものに過ぎませんでした。「地元合意」についても、同じ事が言えます。単に『「合意」 が、有ります』と言う、外見上の形式作りに過ぎません。

今回の原発事故を考えれば、被害は北海道を除く東日本全域と一部周辺地域に及びます。この範囲の『合意』を取り付けて初めて、『合意が有った』と言えるのでは、ないでしょうか???
地 元だけ、『金・かね』で買収すれば、それで「OK」と言う、今の「地元合意」の範囲を変更する必要があります。福島県だけが、被害を被ったのでは、ありま せん。福島県だけが被害を被り、それで済むのなら、現在の形式でよいのかもしれません。しかし、現実にはそれでは全然、すみません。で、あるのなら当然、 被害の及ぶ範囲の、自治体や地域住民も原発の新設や稼動に関して意見を言う権利があると思います。

今回の原発事故で、どれだけの金銭的・ 人的被害が生じるのか、現段階では予測できません。事故自体が収束していません。環境に放射能が漏れ続け、更に追加の事故の可能性もあります。こんな状況 であるにも関わらず、原発利権に関係する人間は、原発の再稼動を強く働きかけています。昨日(12日)、総理自ら地元の説得に赴くような、新聞記事があり ました。

遣る事が、『正反対だろう!!!』と誰もが、思ったのではないでしょうか???
原発再稼動したい地元自治体を、「チョト、待ってくれ。これまでの安全基準は間違いだった。安全基準や過酷事故対応を作り直すから、待ってくれ」と、説得するのが総理の仕事でしょう。

原発の再稼動に関しては、どのアンケート調査(世論調査)を見ても過半数の国民は反対であると言う結果が出ています。賛成は、反対のせいぜい半分くらいでしょう。「民意」が、どこにあるかは、文字が読める人間なら、誰でも分かります。

現 在は、その原発所在地の県知事レベルの不信により、かろうじて原発再稼動が、止められている状況です。そして、市民からは、原発差し止め訴訟の「嵐」のよ うな現状が、あります。エネルギー政策については、政府・国家行政は「判断能力」を、完全に失っています。原発利権に絡むグループの言い分を聞くだけで す。

こんな政府や国家行政は、御免です。日本の政治が「民意」を政治に取り入れると言う事を、これまで、ほとんどしてきませんでした。しかし、今後は「民意」を考えた政治を望みます。国民の半数以上が、反対している事を、何故政府は「強行」しようとするのか???
「大概にしろ!!!」
こう思います。

朝日新聞 2012年03月13日
大飯原発再稼働 中止求め要請書
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001203130004
MSN Japan産経ニュース
大飯原発再稼働差し止め請求 住民らが大阪地裁に仮処分申し立て
2012.3.12 21:50
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120312/trl12031221510015-n1.htm

朝日新聞 2012年3月12日19時27分
大飯原発再稼働せぬよう仮処分申請 関西などの259人
http://www.asahi.com/national/update/0312/OSK201203120108.html

福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
滋賀住民が敦賀原発差し止め請求 大津地裁、「敷地に断層」
(2011年11月9日午前10時36分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/31436.html
福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
原発安全で県境またぎ合同要望 敦賀、長浜、高島市議会 
(2011年10月19日午前7時28分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/31071.html

★その一方で、地元の考えは違うようです。
福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
大飯3、4号再稼働なら積極対応を 嶺南議員、県会特別委で意見
(2012年3月13日午前7時48分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/33565.html
福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
大飯原発再稼働の安全評価最終局面 地元要請は国判断後
(2012年3月11日午後3時33分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/33534.html

★しかし、福井県については、「活断層連動」問題が、どういう訳か出て来ました。
これまでとは、条件が異なると言う事になります。

福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
大飯原発、活断層連動でも安全維持 関電、保安院は追加データ要請
(2012年3月13日午前7時10分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/33558.html
福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
若狭湾活断層、国の指示あれば対応 原子力機構、敦賀で懇話会
(2012年3月12日午前7時24分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/33551.html
福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
敦賀原発、地震の揺れ再評価へ 敷地内断層問題で保安院指示
(2012年3月7日午前7時32分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/33451.html
福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
敦賀原発下に35キロの活断層 産総研調査、従来は過小評価
(2012年3月6日午前9時35分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/33433.html


福井県の総合ニュースサイト 福井新聞オンライン
福井のニュース 原発
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/index.html

原発問題のすべてを小出さんに聞く(1)(2) 他YouTubeから

☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/
☆記事目次
http://lodgrxfyurruit5gdgyryuuyf.blogspot.com/





YouTube
から

原発問題のすべてを小出さんに聞く(1)
http://www.youtube.com/watch?v=fg0MeuqOH4s&feature=related

原発問題のすべてを小出さんに聞く(2)
http://www.youtube.com/watch?v=5IkSIA7-B2A&feature=related

LunaticEclipseKoide2 さんが 2012/02/26 にアップロード

原子力発電の電気が安いというのは、通産省、経産省が

都合の良い仮定に仮定を積み重ねた結果出てきた数字なのであって、

立命館大の大島健一氏が実際の電力会社の経営データで計算をする方が良いと

有価証券報告書を使って計算し直した結果、原子力発電が一番高かった。

元々電子力発電が高いのであって、

電子力発電が安いなんて論理は一切崩壊してしまっている。

原子力というのは願望に基いて進められてきた。

(事故は)起きないでくれよという願望に基いてここまできてしまった。

しかし残念ながら願望で安全は守れない。

事実がこうなっている。

この事実を前にして尚且つ教訓を得ないのであれば

本当に悲惨な国だなと思う。

核分裂生成物は生物に対して圧倒的に危険だということが分かっている。

人類がもう滅亡するかもしれないくらいの長い期間にわたって

毒性が消えない毒物を子孫に押し付けるという選択を私達はしている。

たかが電気のためにこんなことをするのかと私は思う。

原子力というのは圧倒的に危険な毒物を生み出す機械です。

それをたかが電気のために使ってはいけない。

原子力というのは実は核なんですね。

原子力をやるということは核兵器を作る能力を得たいということが基礎にある。

世界中の国々が核兵器を持つ潜在的な力をとにかく持ちたいということで

原子力に踏み込んできたという歴史もある。

ですから簡単には抜けられないと私は思います。

この問題は一人一人が自分の問題として考えるということを

やらなければ乗り越えられないと思っています。

全ての国民に向き合って欲しいのです。


原発問題のすべてを小出さんに聞く
http://asahi-newstar.com/web/01_packin_journal/?p=2280
(一部引用)
2/25(土)原発問題のすべてを小出さんに聞く        【今週の出演者】(敬称略)
早野 透(桜美林大学教授)
今井 一(ジャーナリスト)
川村晃司(テレビ朝日コメンテーター)
マエキタミヤコ(メディア・クリエイティブディレクター)
横尾和博(社会評論家)

※コーナーゲスト
小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)

【内容】
(1)原発問題のすべてを小出さんに聞く
東日本大震災、原発事故からまもなく1年を迎えます。
そこで京都大学助教の小出裕章さんをコーナーゲストに迎え、
原発問題のすべてをトークします。
最初の新聞記事紹介は、
関西電力高浜3号機が定期検査のため20日発電を停止し、
西日本では原発稼働がゼロになった記事を紹介します。

(2)緑の政治運動とこれからの政党は
人類学者の中沢新一さんらが、
「脱原発」などを掲げた「緑」の政治運動体「グリーンアクティブ」を旗揚げし、
13日、東京都内で記者会見しました。
欧州の「緑の党」を参考にしつつ、
政党ではなくネットワークという形をとります。
発起人には代表の中沢さんのほか、
社会学者の宮台真司さん、コピーライターのマエキタミヤコさんら、
賛同人には思想家の内田樹さんらが名を連ねました。
脱原発や環太平洋経済連携協定(TPP)反対などの
政策に共鳴する人々と、緩やかな連携を目指します。



僕らは星のかけら(ブログ)
2011.03.18

福島第一原発事故http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2011/03/post-d564.html


YouTubeから
小出裕章:総括原価方式 / 核兵器開発能力保有
http://www.youtube.com/watch?v=TR7J4YB7G9U&feature=related

LunaticEclipseKoide さんが 2012/01/02 にアップロード

そもそも『電気料金がなぜこういう決まり方か』がわからない」
http://www.tv-asahi.co.jp/onair/info.php?b=morning&id=2414

<小出裕章>

国が誘導してきたということなんですね

原子力発電所を電力会社にやらせるために

電力会社の資産に比例するというかたちで

利潤が決められたがために

電力会社としては資産を持てば持つだけ

利潤が膨れ上がるという構造だったわけです

原子力発電所というのは一基造れば

何千億円という資産になりますので

造ってしまえばもうそれだけ

比例計算で利潤が懐に入るという

とてつもないうまい方式で電力会社が

優遇されてきてしまったんですね

逆な言い方をすれば

国が誘導してきたということなんですね

原子力発電所を電力会社にやらせるために

原子力というのは私からみると核と同じものなんですね

日本人が言う核と同じもの

つまり軍事利用と切っても切り離せない技術なのであって

国家としてはそのことをはじめから知っていて

原子力の平和利用だと標榜しながらも

核兵器を開発する能力という

技術的能力を保有し続けたいという思惑が

私は国にはずっとあったと思います

いずれにしても日本の国というのは

原子力をやると決めたわけですね

やると決めた以上は民間企業を

巻き込まなければ出来なかったわけで

そのためには電力会社に

うまみを与えなければいけない

その一つが総括原価方式で

原発を誘導するということだった

<参照>詳しく書いてあります。
現代世界をどう捉えるか(ブログ)
2010.05.08

もんじゅ再開の意味するもの:潜在的核兵器保有国日本 / 日印原子力協定 / “核”を求めた日本~被爆国の知られざる真実~

http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2010/05/post-32c0.html

120228「岩上安身×小出裕章」ダイジェスト(YouTubeから)



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☆記事目次
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YouTube
から
120228「岩上安身×小出裕章」ダイジェスト

http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=endscreen&v=6-O975DHJNA

IWJMovie さんが 2012/02/29 にアップロード
2012年2月28日(火)、大阪府泉南郡熊取町の京大原子炉実験所で行われた小出裕章助教へのインタビューの模様。

福島第一原発2号機の温度上昇や倒壊が危ぶまれる同4号機、大飯原発3・4号機の再稼働など、原発問題をはじめとして、トピックは多岐にわたった。

後半に入ると、日本における原子力政策の裏の歴史、核保有への思惑といった、タブーの領域にまでインタビューは発展。小出氏は「岩上さんの誘導尋問に乗せられて...」と­苦笑しながらも、自身の意見を明快に語った。

東日本大震災1年:福島第1原発事故 電源多重化、課題多く ミス複合、事態深刻化(毎日新聞 )

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★参考になる部分が、多いと思いますので記事タイトルとURLの、ご紹介です。


毎日新聞 
東日本大震災1年:福島第1原発事故 電源多重化、課題多く ミス複合、事態深刻化
2012年3月1日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/1year20120301/

政府の原発事故「収束宣言」の本音

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とうとう、本音が出て来ましたネ???
これを言いたいから、「バカ」と思われようと、恥も外聞もなく「収束宣言」を出したのでしょう。
菅前総理を、寄って多寡って総理の座から引きずり降ろして、代わりに総理になったのは今考えると、どれも原発利権の手先のような人間ばかりです。「ノダ」でなくても結果は同じでしょう。行動や結果で評価されない、日本の社会の矛盾!!!

誰 が、総理をやろうと、大震災・大津波、そして危機的な福島第1原発事故。上手く行くはずが、ありません。原発事故については、安全対策を怠った東電とそれ を黙認してきた歴代政府と経済産業省を中心とする行政に、大きな責任が有ります。それを追求せずに、菅前総理に責任を負わせたのは、大間違いと言う他はあ りません。何故、原発利権に対抗しようとした総理大臣を引き摺り下ろしたのか???

もし、原発が次々と再稼動されるような事があれば、痛恨の極みとなるでしょう。
「愚かなり!!!日本国民!!!」
と言う事に、ならなければ良いがと、危惧します。

東京新聞 TOKYO WEB
「原発再稼働  先頭に立つ」 首相、自ら地元説得意向
2012年3月12日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012031202000027.html


★リンクが切れた場合は、下記からどうぞ。
http://htdskioasernuygrxokrhjeejsdoqj.blogspot.com/2012/03/06754348976452.html
★去年の、原発事故収束宣言。(日本政府は、バカだと世界に宣言しました)
「原発再稼働  先頭に立つ」 首相、自ら地元説得意向
と発言したそうですが、原発利権の手先である事を、白状した「ノダ」
こんな人間が、総理大臣であることに、とうてい納得できません!!!

★ご参考
各会議の議事録が、なかったそうですがポツリ、ポツリと再現されると、作りたくなかったのでは???と疑ってしまいます。原発再稼動に関しては、当時の菅総理の意向など、どこ吹く風???の様子を、毎日新聞の記事が伝えています。

毎日新聞 2012年3月10日 1時26分
議事概要公表:閣僚次々「原発再稼働を」…昨年7月
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120310k0000m010092000c.html

★リンクが有効なうちは、新聞社のリンクからお読みください。
00893421876549
http://agz205jxiw01bbo77dzo.blogspot.com/2012/03/00893421876549.html

「倒産から2年!JAL再生“奮闘”記」(DIAMOND online)

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★ご承知の通り、「JAL」は2009年に会社更生法の適用を申請し、実質的に倒産しました。その再建物語です。JALの場合は、政治・国家行政がらみの放漫経営(親方日の丸意識)が、その原因でした。犯罪的理由が、有った訳ではありません。

東 電は、検察がまともなら何らかの犯罪により、捜査・起訴されて当然だと思います。事実、作家の広瀬氏他1名の方々が、検察審査会に起訴の請求を出しまし た。その東電が、何故公的管理下に置くとか、実質的な倒産処置をとるとか出来ないのか???余りに、おかしすぎます。とは、言え今回は、「JAL」の再建 物語です。分量が多いので、時間のあるときに思い出してお読みください。東電問題の解決のヒントが、あるように思います。


「倒産から2年!JAL再生“奮闘”記」から引用
DIAMOND online
【その1】大西賢社長の場合 
「我々はもう過去とは決別します」と
2年間がむしゃらに走ってきた (1)~(8)
http://diamond.jp/articles/-/15978

 2010年1月19日に、日本航空(JAL)が会社更生法を申請し、実質的に倒産して
から、丸2年がたった。この2月には稲盛和夫会長が代表権のない会長に退き、大西賢
(まさる)社長が会長に、植木義晴専務が社長に就任して、JAL生え抜きのリーダ
ーを中心とする経営体制に移行する。

【その2】CA・吉川陽子、秋澤まゆの場合
「お給料よりも飛んでいられることがうれしい」(1)~(7)
http://diamond.jp/articles/-/16080

 【その3】整備士・猿楽浩治の場合
「整備士であっても、まずお客様のことを
考えるようになった 」 (1)~(5)
http://diamond.jp/articles/-/16182

【その4】執行役員・菊山英樹、米澤章の場合
「数字へのどん欲さ、再建への強い決意、
そしてスピード感が大きく変わった」(1)~(7)
http://diamond.jp/articles/-/16284

【その5】機長・小川良の場合
「会社の数字が“見える化”されて、
会社人としての意識が強くなった」(1)~(7)
http://diamond.jp/articles/-/16391

「ただ席に座っているだけ。
そんな上司はいなくなりました」(1)~(6)
http://diamond.jp/articles/-/16498

『福島第一原発』 米の原子力技術者・ガンダーセンさんに聞く(毎日新聞)

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★日本の新聞が、ガンダーセン博士の記事を掲載するのは初めてかもしれません。ガンダーセン博士の名前が知られれば、YouTube動画で、ガンダーセン博士がこれまで警告し続けて来た事が信用さえると期待します。ガンダーセン博士は、元米GE社の役員で、アメリカの70基の原発建設に携わったと言う「原発の生き字引」のような方だそうです。日本の学者や識者の言う事より、ガンダーセン博士の言う事を参考にするべきでしょう。経験と知識が、断然違うと思います。

毎日新聞 2012年3月12日 東京夕刊 から引用
刊行:『福島第一原発』 米の原子力技術者・ガンダーセンさんに聞く
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120312dde018040059000c.html
(一部引用)

◇安全・安価な原発はない

米国の反原発派原子力技術者、アーニー・ガンダーセンさんが、著書『福島第一原発--真相と展望』(岡崎玲子訳、集英社新書)の刊行に合わせて来日した。東京電力福島第1原発の事故前に、同型原子炉の事故の可能性を指摘していたガンダーセンさんに聞いた。【鈴木英生】
 ガンダーセンさんは大学院修了後、エンジニアとして原子炉の設計や運用に携わり、米エネルギー省の原子炉廃炉手引き書の作成にも関与。1990 年、当時の勤務先で放射性物質が一般の金庫に収納されていることを内部告発した結果、原子力業界から追い出された。現在は原発についての調査分析、訴訟や 公聴会での発言などをしている。
★以下、URLからお読みください。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120312dde018040059000c.html

★リンクの有効なうちは、毎日新聞のリンクからお読みください。リンクが切れた場合は
下記から、どうぞ。
http://htdskioasernuygrxokrhjeejsdoqj.blogspot.com/2012/03/30956421863349.html

WSJ特集:震災から1年他

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★記事タイトルだけ紹介しますが、読んだ方が良い記事は沢山あります。

ウオール・ストリート・ジャーナルから引用
特集:震災から1年
 2012年 3月 12日  12:16
http://jp.wsj.com/Japan/node_403294

ウオール・ストリート・ジャーナルから引用
福島原発事故、被ばく量はチェルノブイリに比べ少ないが・・・
2012年 3月 12日  13:37
http://jp.wsj.com/Japan/node_406497

事故から1年-福島原発の作業員の今
2012年 3月 9日  6:41
http://jp.wsj.com/Japan/node_405091

放射線と安全をめぐる「仕事」が「使命」に=小佐古東大教授
2012年 3月 9日  8:55
http://jp.wsj.com/Japan/node_405211


希望と復活を求めて―東日本大震災から1年を迎えた陸前高田
2012年 3月 11日  10:27
http://jp.wsj.com/Japan/node_406024?mod=MostPopularBlock

苦悩の浪江町 震災から1年
 2012年 3月 5日  19:46
http://jp.wsj.com/Japan/node_402958

『首都直下地震:震度7を予想…「6強」見直し 文科省』を、考える

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☆記事目次
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「6」から「7」に1つ上がっただけなんだから、大した事無いだろうと考えると、これが
「大間違い」のようです。

毎日新聞 2012年3月7日 11時21分(最終更新 3月7日 14時07分)
首都直下地震:震度7を予想…「6強」見直し 文科省

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20120307k0000e040143000c.html
から、一部引用。
『 首都直下地震の対策を検討している文部科学省の研究チームは7日、東京湾北部でマグニチュード(M)7級の地震が発生すれば、東京湾岸の広範囲で、従来 想定の震度6強より大きい震度7の揺れが予想されるとの研究成果を公表した。震源のプレート(岩板)境界が、従来想定より約10キロ浅いことが明らかに なったため。震度6強の地域も広がり、国の中央防災会議は最悪ケースで死者1万1000人、経済被害112兆円とされた従来の被害想定を見直す方針だ。』

と言う事だそうです。
日刊ゲンダイによると、以下のような説明です。
日刊ゲンダイ 2012年3月8日
首都直下地震 震度6強と7では雲泥の差

http://gendai.net/articles/view/syakai/135531

★さて、本命の登場です。つまり、「青天井」=上限が無い、と言う事なんですネ??
「6」だと強さの基準があり、「7」だと、それ以上どこまで・・・と言うのが無い事が分かります。
東南海連動型地震の発生も、今後30年以内に70%(?)というのが、政府予想です。
「覚悟」を決めて、待つか???逃げ出すか???
そう言えば、メガバンクなど主要企業が本社機能を、大阪に移転すると言うガセネタか未確認情報か不明な話もありました。これに加えて、関東の場合は、4号機プールのアクシデントの発生が、多分、時間の問題で起こりそうです。
「逃げ出せる人」は、逃げ出したほうが、無難なようです。
いつも、言いますが若い人は、関東に留まらず、とりあえず安全と思われる地域に
引越しした方が、良いですよ。

現代ビジネス
経済の死角
2012年03月05日(月) 週刊現代
大特集 切迫する「大地震」に備えよ「震度6」とどう違うのか東京直下を「震度7」に変更した理由
(1)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31940
(一部引用)

 事態は想像より遥かに深刻なのか。「震度7」。それは〝考えうる最大級の揺れ〟を指し示す。阪神・淡路大震災で一瞬のうちにビルや橋脚を倒壊させた激震・・・・・・。今度は首都が灰燼に帰すのかもしれない。

もはや祈るしかない

「東京で震度7相当の地震が発生する可能性がある」
 平野博文文科相がこのほど公表した、政府の首都直下型地震・調査プロジェクトチームの調査結果が大きな波紋を呼んでいる。
 これまで政府が想定してきた「東京湾北部地震」(首都直下型地震のひとつ)では、最大震度は6強とされていたが、これが「7」になるというのだ。
「震度7の揺れとは、気象庁が定める10段階の震度等級の上限です。これは『もっとも強い揺れ』を表すだけでなく、『それ以上は上限がない、天井知 らずの強い揺れ』になる可能性があることを意味します」(元北海道大学地震火山研究観測センター長で武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏)
 震度6強から震度7へ。想定震度が、ここへきて変わった理由は何なのか。今回、平野文科相が公表したのは、東京大学地震研究所を中心としたチーム による研究成果だ。首都圏に設置した約300ヵ所の地震計のデータを詳しく分析した結果、首都直下型地震の震源と想定される場所が、従来より「浅い」とこ ろにある可能性が出てきたという。
 一般的に、地震は震源が浅くなるほど揺れが強くなる。以前は地下30~40km以深でM7級の地震が起きると予想されていたが、実際には、これよ り浅い場所が震源になる可能性が出てきたというのだ。プロジェクトチームは、今回の研究成果を3月上旬にも正式発表する見込みだ。
「震源が浅くなるということは、揺れが強くなるだけでなく、揺れる地域がより拡大することを意味します。『東京湾北部地震』では、地震の直撃を受け る場所が、都内の山手線内より東の地域~千葉県北部とされてきました。しかし、震源が浅くなることで、東京西部を含む広範な地域が危険に晒される可能性が 出てきたということです」(まちづくり計画研究所所長で防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏)
★以下、下記URL に続く。
(2)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31940?page=2
(3)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31940?page=3


★ここまでお読みくださった方へのサービス???
情報の裏読み。

日本国民の正しい考え方は、政府が何か都合の悪い事を言い出した場合、何か裏がある??
と疑うのが、正しい日本国民というものです。
なぜ、ここへ来て急に、直下型地震の震度予想が上方修正されたのか??
大体、政府の御用地震学者の見解では、地震の予知は出来ないと言うのが公式見解のはずです。
★ 大企業の関西移転の話が、出て消えましたが、私の考えでは、とっくに移転していると思います。登記上の本社は、東京に有ってもコンピューターの本拠地や人 員の配置など外から見ても分かりません。内部の人間であるとか、ある程度深い取引関係がないと、分からないでしょう。こう、思います。運送関係者の「うわ さ」として、政府の重要書類などが、北九州に昨年のうちから、密かに運ばれているというような、「うわさ」も聞きます。あくまで、ネット上の「ウワサ」に 過ぎません。
★関東直下型地震の予想強度の上方修正は、政府機関が「おおっぴらに」逃げ出すための口実作りでは、ないのか??と疑います。大企業も、政府機関も、関連外郭団体も、大手を振って「逃げ出そう」と言う考えなのでは、ないでしょうか???
その雰囲気作りと言う事です。

★あくまで、私の勝手な「推測」に過ぎませんのでお間違いの無いようお願いします。


★ご参考
NHK NEWS web
“首都機能移転分散 仕組み検討”
3月7日 21時25分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120307/k10013558131000.html
藤村官房長官は、衆議院内閣委員会で、首都直下地震が起きて首都機能を失った場合を想定して、大阪など主要な都市への首都機能の移転や分散を行う仕組み作りを、前向きに検討する考えを示しました。(一部引用)
(※リンク切れの場合、下記からご覧下さい)
http://htdskioasernuygrxokrhjeejsdoqj.blogspot.com/2012/03/871094365830.html

原発建設ラッシュの世界各国

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ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 によると、第3世界を中心に「原発ラッシュ」になっています。

http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_405651
フクシマ後も途上国で加速する原発建設
2012年 3月 9日  22:51 JST


経済発展が、始まったこれらの国では、当然電力供給が足りません。ですから、出力の大きい原発建設に走ってしまうのです。
(一部引用)
「フクシマ」の大惨事は原子力発電の世界的な広がりにブレーキをかけたかに見えた。だが、あれから1年、飽くことのない電力消費を続ける発展途上国は原発建設をフルスピードで進めている。
                                                                                                                                                                イメージ                            
Kimimasa Mayama / Press Pool
福島第1原発
世界原子力協会(WNA)によると、現在、世界では60基の原子力発電所が建設中であり、計画中もしくは発注済みのものは163基余りを数える。この数 字は、福島の事故の前月と比べ、ほとんど変化していない。当時は62基が建設中で、156基が計画中もしくは発注済みだった。
☆結局は、過去の日本と同じです。慢性的な電力不足を補うために発電量の大きな原発を選択してしまうのですね。そして、先進国では商売にならない原発メーカーは、セッセと売り込みに励んでいます。数十年すると、世界は原発だらけになってしまいそうです。

NEWSポストセブンから
ケタ違いの数の原発建設計画ある中国の安全性に疑問の声
2011.05.01 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20110501_18579.html
(記事一部引用)
現在、中国では13基の原子炉(総設備容量は1080万kW)が稼働中だが、中国国務院はすでに32基の新規建設を承認し(内28基は建設中)、建設承認 の前期作業に入った原発は38基ある。建設・計画中だけで計70基で、20年までに現在の7倍の約7000万kWと、日本を上回る規模になるが、中国政府 は2050年までに230基(3億2400万kW)まで増やし、世界最大の原発大国となる計画である。(以上、引用終り)


と、まあ「スゴイ」原発建設ラッシュです。
造る時は、どこの国も後始末の事や、事故が起こった時のことなど考えません。かつての日本の同じです。このままでは、使用済み核燃料が地球上にあふれ、多分、「原発事故」も起こるでしょう。

人間の愚かな欲望のために、地球は放射能汚染だらけになるかもしれません。
日本は、この意味からも最悪の場所に位置しています。韓国も、これから原発を増設する事が決まっていますし、中国の新設計画は、すごすぎます。中国人民の安全は、一切考えてはいないでしょう。ここら辺の原発が事故を起こしたら、日本もかなり汚染されると思います。

国内に危険な原発を54基かかえ、そのうえ中国と韓国の原発に脅かされるわけです。
原発を絶対必要であるとして、54基も造ったら、他の国に「止めてください」とは、言えません。
世界一の「原発銀座」の中で、今後生きていかなければ、なりません。

日本国内だけでは、どうにもなりませんから、日本人の運命や、いかに???
「風前の灯」かな???

特集ワイド:NHK対「原発推進」団体 浮上した「低線量被ばく」問題(毎日新聞)

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福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/
☆記事目次
http://lodgrxfyurruit5gdgyryuuyf.blogspot.com/





以前(先月)、原発利権がNHKの放送に抗議文を送り、圧力をかけたことを、ブログで書きました。沢山の人が、同じ内容を取り上げていました。

『NHK番組「追跡!真相ファイル」』への抗議文について
2012-02-11 00:11:49
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11160991492.html


この記事です。
抗 議文の送り主は、原発関係者が顔をそろえて、堂々と抗議しているのですがマスコミは、どうしているのかなと思っていたら、毎日新聞が特集記事の中で取り上 げていました。参考になると思いますので、記事をご一読ください。私は、恥ずかしながら記事があるのを、知りませんでした。

毎日新聞 2012年2月16日 東京夕刊
特集ワイド:NHK対「原発推進」団体 浮上した「低線量被ばく」問題

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120216dde012040016000c.html


☆リンク切れの場合は、下記からご覧下さい。
http://kiuj87432werfcyukkg669br5eds.blogspot.com/2012/03/564329876017.html

2012年3月17日土曜日

死の灰の正体-無脳児、単眼児の出産も(院長の独り言から転載)

院長の独り言(ブログ名)から全文転載
死の灰の正体-無脳児、単眼児の出産も
2012年03月16日
http://onodekita.sblo.jp/article/54471505.html



以前、奇形動植物で今回の事故による影響が疑われる動植物を紹介し、その後もコツコツと追加しております。最初は、この冒頭に紹介されているみみなしウサギで大騒ぎになったのですが、もはや当たり前といった感があります。

世界は恐怖する 死の灰の正体 4/6 をご紹介します。


この中から双頭の金魚(1000レントゲン = 10Sv)照射
2012031501.jpg

実は同じ双頭の鮭の稚魚が京都府福知山で報告されています。
2012031515.jpg

京都府で10Svの被曝があるはずはありませんから、この稚魚は内部被曝の怖さを如実に表していると思います。ところが、放射線(筆者注:放射能ではあり ません)の専門家に言わせると、「10Svの被曝をしたはずがないから、これは放射能の影響ではない」と言い切れるわけです。なぜ、理論が先に立って、現 実の現象から理論を組み立てる気が一切ないのでしょうか。これは、中世における宗教裁判と全く同じ理論です。

まあ、専門家ではない人の書いたサイトですが、例えば、正しい放射能情報を【見つけるため】のサイトこちらには、こんなトンデモ文章があります。
次に遺伝的影響ですが、精子や卵子の遺伝子が放射線によって変化してそれが子や孫に伝えられると、障害をもつ子ができる可能性があります。そのようなことが起きるのは動物実験では確かめられ ていますが、人間の場合、広島・長崎の被ばく者の調査をはじめそのほかの調査でも、遺伝への影響は認められていません
動物実験で確かめられているのに、人間で遺伝するとは認められていないと言い切れるとは・・・こんな学問あり得るのでしょうか。そうだとすれば、全ての動物実験が無意味となってしまいますけど。

では、遺伝的影響はなかったのか。認められていないのか。私が以前、長崎原爆の犠牲となった方の話を聞きますと、その方は「奇形が生まれたことは、一切なかった」と明言されていました。なぜ、断言できるのでしょうか。
ABCCは何をしたか から
2.岡村ヒサさんの証言
 私は昭和20年当時、尾長町で産院を開業していました。41歳でした。その頃はまだ家庭分娩が多うございましたが、だんだん少なくなりまして、昭和30年頃には、皆産院に吸収されました。
 何も記録は持っていませんが、奇形がたくさん出ました。当時はABCCへ、みな報告しなくてはいけないシステムになっていました。奇形が出ましても、報告するのを嫌う人もございましたので、しなかったこともあります。


今回ご紹介したフィルムの中に奇形児の写真が出てきます。今ならば隠蔽してしまい表には決して出てこないでしょう。おそらく,今回ご紹介したフィルムもしばらく経ったら消されるでしょう。

シャム双生児 昭和27年6月生まれ ヒロシマ爆心地から2キロ 40歳母親
2012031503.jpg

無脳児 昭和26年生まれ
2012031504.jpg

無脳児 昭和28年生まれ
2012031505.jpg

人間の形をしていない物体 昭和26年 長崎 1480m 三菱工場あと
2012031506.jpg2012031507.jpg2012031508.jpg

単眼男子
2012031509.jpg

目を背けたくなるような奇形です。そして、無脳児については木下黄太氏のブログで今回の事故後に紹介されています。
「無脳症」の報告がまた増えました。二十代後半の沼津市内の女性が、震災後に妊娠が発覚し、順調と言われていたのですが、無脳児とわかり、堕胎しました。その沼津の総合病院では、一年に一例も無脳症はないそうです。

このようなことを書くと、無脳児は通常でも起こりうる。不安をあおるだけだという非難の言葉が出てきます。そして、ヒロシマ・ナガサキでは統計的に有意で はなかったと証拠を挙げて反論する人もいるかもしれません。このような奇形児は、岡村ヒサさんの証言で示しましたように必ず隠されます。現在はエコー検査 が発達しているので、出産まで至ることはもちろんないでしょう。

そのような事態になっても、産業医科大学は、次のようなスライドを作って、説明してくれます。
2012022501.jpg
このような奇形児は、母体がストレスを感じたために生じたと強弁するのでしょうか。

放射能で子どもに奇形が生じる。当たり前のことです。内部被曝の怖さをもう一度考えましょう。

◆関連ブログ
奇形動植物のまとめ2011年08月07日
フィルムバッジを持つということ(放射線管理の長い手)2011年06月25日

2012年3月11日日曜日

福島第一原発から遠く離れた九州でも、野鳥だけではなく、明らかに鳥全体の数が  減っている (乖離のぶろぐ)

★阿修羅♪ >から全文引用
福島第一原発から遠く離れた九州でも、野鳥だけではなく、明らかに鳥全体の数が  減っている (乖離のぶろぐ) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/631.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 07 日 00:44:01: igsppGRN/E9PQ

福島第一原発から遠く離れた九州でも、野鳥だけではなく、明らかに鳥全体の数が  減っている
http://ameblo.jp/pochifx/entry-11184401951.html
2012-03-06 07:16:06 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援

(゚ω゚)食べて応援とかはバカがやることです。
(゚ω゚)濃縮されて食物連鎖の頂点、次は人だろうな。
http://globalcosme.blog133.fc2.com/blog-entry-750.html
全国的に鳥が少なくなった!
私の地元、福岡のニュースでも言っていたのですが、今年は 野鳥が少ないのだ
そうです。
これは全国的な傾向だそうで、テレビのニュースでは 気候の影響では?という
ことしか言わず、原発事故のことを一言も触れていませんでしたが、
こういう報道に 私はなんだか違和感を感じます。
野鳥が減ったのは 原発事故の影響ではないでしょうか。
2/6にはミミズから2万ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたとのニュースが
ありましたね。
ミミズは鳥のエサでもありますから、これと無関係ではないでしょう。
+++++++
東京電力福島第1原発事故で一部が警戒区域に指定された福島県川内村のミミズから、
1キログラム当たり約2万ベクレルの放射性セシウムが検出されていたことが
6日、分かった。
 森林総合研究所(茨城県つくば市)の長谷川元洋主任研究員(土壌動物学)らが
調査、3月17日から大津市で開かれる日本生態学会で発表する。
 原発事故で放出された放射性物質が森林の落ち葉に付着し、分解された落ち葉を
含む土を餌とするミミズに取り込まれたとみられる。
ミミズは鳥やイノシシといった野生動物の餌になるため、長谷川さんは「食物連鎖を
通して他の生物に蓄積する恐れがある」と話している。
 長谷川さんらは昨年8~9月に川内村(同原発から20キロ)、
大玉村(同60キロ)、只見町(同150キロ)の国有林でミミズを採取し測定。
それぞれ5匹の平均で、川内村で1キログラム当たり約2万ベクレル、
大玉村で同約1000ベクレル、只見町で同約300ベクレルのセシウムを検出した。
MSN Japan産経ニュース
2012.2.6 21:55
ミミズにセシウム蓄積 福島・川内村、1キログラム2万ベクレル

http://megalodon.jp/2012-0306-0718-05/sankei.jp.msn.com/affairs/news/120206/dst12020621560013-n1.htm
+++++++
ミミズのエサとなる「落ち葉」も、高濃度の放射性セシウムが検出されていますね。
こちらは なんと、1キログラム当たり、440万ベクレルです!
+++++++
福島県内の森林の落ち葉に含まれる放射性セシウムは、双葉町と浪江町で集めた
もので、1キログラム当たり440万ベクレルに達するなど、福島第一原発から
30キロ圏を中心に高い濃度になっていることが林野庁の調査で分かりました。
林野庁は、福島第一原発の事故の影響を調べるため、去年9月から11月にかけて、
福島県内各地の森林およそ400か所で落ち葉を集め、放射性セシウムの濃度を
測定しました。
その結果、原発から西におよそ10キロの双葉町石熊と、北西におよそ25キロの
浪江町天王山で集めた落ち葉から、それぞれ1キログラム当たり444万ベクレルの
放射性セシウムが検出されたということです。
さらに、南相馬市と飯舘村を加えた合わせて9か所の森林で集めた落ち葉から、
100万ベクレルを超える放射性セシウムが検出され、原発から30キロ圏を
中心に高い濃度になっていることが分かりました。
また、有害な廃棄物と同じ処分法が求められる1キログラム当たり10万ベクレルを
超える放射性セシウムを含む落ち葉は、原発から離れたところでは、80キロ圏の
森林にまで及んでいました。
同時に採取した土の放射性セシウムは、ほとんどの調査地点で落ち葉の濃度を大きく
下回ることから、林野庁では、「放射性物質の多くは土壌に浸透せず、今のところ
落ち葉の層にとどまっている」としています。
福島 落ち葉に高濃度放射性セシウム
http://megalodon.jp/2012-0306-0717-18/www3.nhk.or.jp/news/html/20120304/t10013462441000.html
+++++++
イノシシやシカ、クマなど、森の動物の肉からも 次々と基準値超えのものが
見つかっていますね。
高いものでは 11/21発表の福島県の検査で、
二本松市産キロ当たり1万4600ベクレルというイノシシ肉が見つかって
います。
鳥が減少した というのはチェルノブイリでも 同じことが伝えられていますよね。
原発問題
2012-02-07 12:30:01
【英文記事和訳】英インディペンデント紙「フクイチ周辺地域で放射能の影響により鳥の個体数が減少、減り方はチェルノブイリよりひどいことが研究で判明」

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/9a4fbb0bbb208ea1b66a1c8b1ba0983f
元ブログ
上を向いてアンコウ(仮)
http://torajiyama.blog.fc2.com/blog-entry-375.html

福島第一原発から遠く離れた九州でも、野鳥だけではなく、明らかに鳥全体の数が 
減っているのです。
福島第一原発事故によって、森の生態系、海の生態系が明らかに狂い始めています。
悲しいことです。

[必見動画] 『岩上安身氏が体を張って取材した他局では絶対に話せない福島原発の真実』 (暗黒夜考)

★阿修羅♪ >から全文引用
[必見動画] 『岩上安身氏が体を張って取材した他局では絶対に話せない福島原発の真実』 (暗黒夜考)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/605.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2012 年 3 月 06 日 06:00:21: qr553ZDJ.dzsc

http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/16ca1152893c22024571ed2b690319fc
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~
2012年03月05日
【必見動画】 『岩上安身氏が体を張って取材した他局では絶対に話せない福島原発の真実』
岩上安身氏が体を張って取材した他局では絶対に話せない福島原発の真実

http://www.youtube.com/watch?v=GcAg51B_Yxs&feature=player_embedded


これが実際に肌で感じることの大切さであろうか。

これは岩上安身氏による、まさに体を張った現地レポートである。
画像を通してみると、なんとなく長閑(のどか)な雰囲気すら漂っている感を抱くが、線量計の示す異常に高い数値や、原発周辺に溢れんばかりに貯め置きにされた大量の汚染水タンクを見るにつけ、”事の重大さ”を改めて思い知らされる次第である。
これから事故収束には30~40年という途方もない時間を要すると言われているが、これとて今後余震等により、これ以上事態が悪化しないことが大前提の話である。
ネット上にてあちらこちらで語られていることであるが、爆風により見るからにズタボロになった原発建屋をみていると、30年以上これがもつとはとても思えないのが正直な感想である。
小生の能書きはこれぐらいにして、とにかく、上記動画を是非ともご覧頂いて、自分の眼でフクシマで起きていることを感じ取って頂きたいと思う次第である。

東京で中性子線を検出―千葉ではウラン235を検出―大部分のガイガー計測器で検出は無理 (エネニュース)

★阿修羅♪ >から全文引用
東京で中性子線を検出―千葉ではウラン235を検出―大部分のガイガー計測器で検出は無理
(エネニュース)
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/871.html
投稿者 馬鹿まるだし 日時 2011 年 12 月 05 日 00:06:11: XrXUVCoFJUfoI


Neutron ray measured in Tokyo ― Uranium-235 found in Chiba ― Can’t be detected by most geiger counters (PHOTO & VIDEO)
http://enenews.com/breaking-neutron-ray-measured-in-tokyo-uranium-235-found-in-chiba-cant-be-detected-by-most-geiger-counters-photo-video
※註:以下の訳文は「紙の爆弾」12月号掲載の佐藤雅彦氏の記事「平成の亡国テロリズム 東京電力『大逆事件』 放射能汚染で天皇ファミリーが危ない」から一部転載
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
東京で中性子線を検出、千葉ではウラン235を検出、いずれも大部分のガイガー計測器で検出は無理
(10月19日、エネニュース編集部)
10月19日東京発――東京の虎ノ門で昨日、中性子線が検出されたと『フクシマ日誌』ブログ(http://fukushima-diary.com) の望月氏が報告している。問題の中性子線はウラン235から放出されたものだ。10月11日には千葉県柏市でも松葉第一公園のベンチのそばでウラン235 が検出されていた。この柏市の測定では、地上1.2メートルと1.5センチメートルで測ってみると、セシウムの場合は地上1.2メートルでは測定値が半減 したのに、ウランの場合は地上1.5センチよりも1.2メートルのほうが大きな測定値を示した。すなわち――
●地上1.2メートル
・環境放射線量 0.372μSv/h
・低濃縮ウラン燃料 180カウント
・セシウム134 221カウント
・セシウム137 208カウント
●地上1.5センチメートル
・環境放射線量 0.628μSv/h
・低濃縮ウラン燃料 156カウント
・セシウム134 467カウント
・セシウム137 412カウント
望月氏はこの情報に、次のようなコメントを添えている――
「大部分のガイガー計測器は中性子線を測ることができません。だから私は“線量計を頼っていると目くらましに遭うぞ”と警告するのです」。
「すでに鼻血や脱力感(ぶらぶら病)や免疫異常などの症例が数多く報告されています。なのにそれらは『風評被害』であると決めつけられてきました。この程度の『空中線量』ではそうした症状が起きるはずはない、と信じられてきたからです」。
「けれどもこの中性子線の測定結果が出たことで、すべてが明らかになったのです。ウラン235は東京じゅうに拡散しています。プルトニウムを用いたMOX燃料がその出所だったわけです」
と望月氏は結論づけている。
望月氏の報告には、中性子線がガンマ線よりもはるかに有害だという事実が、両者を比較するかたちで記されている。詳細は同記事を参照のこと(http://fukushima-diary.com/2011/10/breaking-news-neutron-ray-measured-in-tokyo/
10月16日に、福島のメルトダウン事故現場から100キロメートル離れた栃木県内で中性子線が検出されたときの記録動画も紹介されている。
●動画「那須野が原公園で中性子線を検出」
http://www.youtube.com/watch?v=YSUf59mvChQ

東京で中性子線を測定していたときの様子も、以下に写真を紹介しておく。
●NHK ニュースウオッチ9「虎ノ門で中性子線を検出」(※註:トップの画像を参照)
http://fukushima-diary.com/2011/10/breaking-news-neutron-ray-measured-in-tokyo/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+FukushimaDiary+%28Fukushima+Diary%29

BBC「メルトダウンの内幕」 BBCにこれほどの番組が出来るのに、日本のテレビ局は インタビュー

★阿修羅♪ >から全文引用
BBC「メルトダウンの内幕」 BBCにこれほどの番組が出来るのに、日本のテレビ局はインタビューもせず、映像も放送しない
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/594.html
投稿者 TORA 日時 2012 年 3 月 05 日 18:19:00: CP1Vgnax47n1s



株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu259.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
BBC「メルトダウンの内幕」 BBCにこれほどの番組が出来るのに、日本
のテレビ局は関係者へのインタビューもせず、映像もあるのに放送しない。

2012年3月5日 月曜日
BBC This World 2012 Inside the Meltdownより
 吉田所長は作業員の避難を決断した。BBCの番組より
◆BBC This World 2012 Inside the Meltdown 576p HDTV x264 AAC MVGroup org
http://www.youtube.com/watch?v=IwBELPtVUCA&feature=player_embedded
◆迫真の内部映像。作業者への取材。これほどの映像が、日本の報道­機関から放送された記憶もない。消防の活動。自衛隊ヘリの映像。­管直人の姿。どうして、日本の報道機関は、この番組が作れないの­だろうか。

◆吉田元所長、その他、現場関係者の方々の健康状態が気になります­。安全じゃない原発を、長年「安全だ」「事故は起きない」と言い続­けてきた政府・官 庁・電力業界・マスメディア、その宣伝に従って­きた日本の国民がこれから支払うツケは、非常に大きなものになり­ます。

◆大手マスコミは電力会社から多額の広告費をもらっているために彼­らに都合の悪いことは一切報道しません。だから反原発のデモなど­も多くが無視されて います。ラジオの文化放送のソコダイジナトコ­、大竹まことのゴールデンラジオなど、一部の番組でほうそうされ­ています。

◆御用学者の生き証人 3月3日  武田邦彦(中部大学)
http://takedanet.com/2012/03/post_30dc.html

日本は体裁上は「民主主義」ということになっているし、すべての手続きは「民主的」に行われていると考えられています。そもそも、自由民主党という自由と 民主を掲げた党が長い間、政権を担い、さらに2年余前にはついに「民主主義」だけを標榜した民主党という政権ができました。
もっとも、北朝鮮と一般的に言われる国は「朝鮮民主主義人民共和国」というのがたかし正式名称ですが、国会議員の選挙も主席を決めるのも「人民」がそれほど関与せず、3代にわたって世襲が行われています。
北朝鮮は情報が制限されていて、民主的国家ではないと批判する人もいますが、日本も似たような国家になったのではないかとも思います。特に原発関係の情報の操作はかなり露骨でしたし、今でも「1年1ミリなんて、法律にあるの?」などと環境省が言っている始末です。
民主党は、「消費税の増税はやらない、沖縄基地は県外に移転する、高速道路料金や高校無料化などの公約」をかざして選挙に圧勝しましたが、公約のほとんどすべてを実施せずに政権の座に着いているのですから、「2009年の総選挙はなかった」と考えた方がよい状態です。
主たる公約の他にも尖閣諸島事件では情報を公開しなかったし、原発事故に至っては恐怖政治とでも言える状態が続いています。岩手県の児童の尿の検査では、給食をとっていた児童の方が給食を食べなかった児童よりかなり尿中のセシウムが多かったようです。
さらに、アメリカから原発前後の会話記録が大量に公表されても、日本では「事故直後の議事録はとっていなかった」ということになるなど、民主的手続きとはまったく言えない状態が続いています。
でも、どうも日本国民は「それでよい。民主主義でなくてもよい」と思っているような感じもするのが残念です。いわゆる有識者やマスコミの論調は「1年1ミ リという被曝限度はもともと低すぎた。もっと被曝しても良いのだから、規則を破っても良いし、騒ぐ方が問題だ」ということに終始していますし、政府の言う 「助け合う」、「風評被害」などの言葉をそのまま使っています。
有識者の方の本当の心の中は推し量れません。これまでレントゲン一つとるのにも警戒させていた医学関係者は福島の児童が1年20ミリ(胸のレントゲン 400回分)になっても「適切」という判断をしていますし、従業員の被曝を平均1年1ミリに自主規制していた電力会社関係者も声を上げません。
私は実に奇妙な日本になったものだと思いますが、現実にそれを多くの知識人が支持しているというのはどういう理由でしょうか? 選挙公約を破っても問題な い、情報秘匿があっても民主主義だ、国の基本施策(被曝を避ける)は状況によって変えることができる・・・本当に多くの人がそう思っているのでしょうか?
・・・・・・・・・
日本は「民主主義」ではなく「官僚主義」ではないだろうかと疑います? かつて王様が支配しているように見えて、実は去勢された特殊な人たち「宦官」が宮廷の実験を握り、国を支配していた時代と似ているように感じます。
実は私は森首相の時代から原子力関係の専門委員の辞令をずっともらってきました。そして2012年9月14日まで菅首相直々の辞令をいただいています。これまで毎年、少なくとも6回ぐらいは委員会にでて意見を述べていました。
でも、2011年3月12日に福島第一原発の事故が起こり、私が政府の対応に批判を始めるから、すでに1年を経とうとしていますが、原子力委員会からはお 呼びは来ません。原発があのような状態になったのだから、これまで批判的な発言があった私のような委員を呼んでその意見を聞くのが適当と思いますがお呼び はないのです。
実は私が菅首相からいただいた辞令について官僚は、「ああ、あれ。武田さんの辞令は形式的に首相の任命になっているだけで、地位は低いのだからいちいち首相にお伺いを立てることなどしませんよ.事務方で処理するだけです。」と言うでしょう。
実は昨年は委員会にまったく呼ばれませんでした。私は「政府を批判したのだから委員会からは呼ばれないのは当然だ」と思っていましたが、これこそは「武田 が御用学者ではない証拠」でもあり、「政府を批判すると委員会から呼ばれない」という実例であり、「政府の委員会に出ている人は御用学者だけ」ということ の証明でもあるのでしょう。
{政府の委員会は官僚の都合の良い人だけが選ばれる}ということになると、これは民主主義とは言えません。民主党の議員も当選したら国民との公約を破り、官僚側についているのですから、「日本人総官僚の下僕」となっているのは明らかです。
でも、もっと重要なことは、日本の有識者が「それでよい」と考えていることです。つまりこれまで「選挙に行きましょう」と呼びかけている人は悲憤慷慨しているはずなのですが、それはうわべだけのことだったようです。

(私のコメント)
今週は東日本大震災が起きた一周年であり、NHKでも今週は連日特別番組を放送するようですが、気の抜けたビールのような番組が多い。核心を突いた部分が カットされて、当たり障りに無い部分だけが放送される。民放はもともとバラエティー番組しか出来ないから無理ですが、NHKしか取材報道が出来ない。しか しNHKも肝心な部分はカットされて放送されるから実態が分からない。
BBCの「メルトダウンの内幕」を見ると始めてみる動画や写真が多く、関係者へのインタビューも自衛隊や消防庁や福島原発関係者なども行なわれており、初 めて聞くことが多い。現場サイドではもはや諦めの状況になり、吉田所長は作業職員に対して現場からの引き上げを指示するほどの状況になっていた。
一号基や三号基の爆発事故が起きて手が打ちようが無く、東電は現場からの撤退を決断した。電源が水没して冷却装置は動かず、原子炉本体はメルトダウンを起 こしていた。唯一緊急冷却装置が働いていれば状況が変わってたのでしょうが、BBCの内部映像を見ても原子炉建物の内部は配管のジャングルであり、中は 真っ暗であり熱気と放射線の線量が高くて決死的覚悟が必要だった。
そうこうしている間に1号基と3号基が爆発して、BBCの番組では3号基が爆発していた時に現場にいた自衛隊員にもインタビューしていましたが、自衛隊の 車両ごと飛ばされてしまった。爆発した時の現場の状況は30センチも浮き上がるほどの衝撃があったそうです。このような発言から現場の状況が分りますが、 NHKの番組ではカットされてしまう。
福島原発の現場では撤退を決断しましたが、菅総理の不撤退命令で留まった事が分かる。しかし打つ手が無くて対策らしい対策が打たれず、自衛隊のヘリコプ ターが上空から放水する事で気休めするしかなかった。しかし原子炉本体よりも使用済み燃料棒のプールの温度上昇が危険になり、そこに水が無くなれば数十ト ンの核燃料棒が爆発して東日本中に放射能灰が巻き散らかる危険がでてきた。
そこへの放水は自衛隊と消防庁が決死的な作業で決行されて放水は成功した。結局は東電では作業らしい作業が出来ず、自衛隊や消防庁が危機的な状況に対処で きたことが分かる。やはり危機的な状況では自衛隊や消防隊しか対応する訓練がなされていないから、東京電力の作業員では危機的な状況に対応できないことが 分かった。
日本には54基の原子炉が稼動していたのだから、事故が起きた時の対応部隊があるべきでしたが「安全神話」から作られていなかった。放射能に対応した装備 をもっていたのは自衛隊だけであり、原発の管理は東電のような民間会社では無理であり国家の管理下に置くべきだろう。事故現場の実際上の作業も防護装備を 持っていた自衛隊員がやっていたようだ。
BBCの番組には始めてみる現場の状況が沢山映されている。NHKにこのような切り込んだ番組は無理なのでしょうが、関係者への取材も限られた人にしかしない。内部告発的なことに神経を使いすぎて事なかれ的な番組になってしまうのはNHKだからだろう。

武田邦彦氏のブログも日本の状況が良く書かれていますが、選挙によって選ばれた政治家には公約を守るという意識が無く、政権を取ったら官僚の言いなりに なってしまう。これでは民主主義ではなくて官僚主義であり、中国の王朝における宦官たちの政治を思わせる。形だけ欧米の政治制度を真似たが宦官政治が日本 で行われているのだ。
憲法上は総理大臣が一番の権力者であり、各大臣も行政府の最高責任者なのですが、官僚を使いこなせず言いなりになってしまう。これでは民主主義とは言えず 選挙で選ばれた政治家は官僚たちを指示命令して従わせなければなりませんが、何も出来ない。逆に官僚たちは天下り先を作り放題作って美味しい思いをしてい る。民主党は公務員制度改革を公約して政権を取ったのに何も出来ない。
武田氏の記事に寄れば、学界も御用学者ばかりを集めて、自分たちの都合のいいような事ばかりしている。様々な委員会の人選は官僚たちが行なっており、当然 原子力安全委員会の人選も官僚たちが行い、御用学者ばかりが選ばれる。御用学者になれば学界でも大きな顔が出来るし、週1回程度の会議に出るだけで月額 93万円の給与がもらえる。
官僚たちが実権を持ってしまうのも、このような委員会をコントロールし放題だからであり、経済政策の委員会でも日銀や財務省の御用学者ばかり選ばれるから デフレになってしまうのだ。委員会の人選は与野党の国会議員によって選ばせるべきであり官僚に任せてはならない。しかし民主党も自民党も官僚の言いなりだ から、与野党と言っても違いが無いのだから選挙に意味が無い。

外国で公開されている福島第一原子力発電所の高精細画像--(非常に鮮明です)

★阿修羅♪ >から全文引用
外国で公開されている福島第一原子力発電所の高精細画像--(非常に鮮明です)
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/430.html
投稿者 梵天 日時 2011 年 4 月 03 日 03:52:15: 5Wg35UoGiwUNk


外国で公開されている福島第一原子力発電所の高精細画像--(非常に鮮明です)
 Air Photo Service Co. Ltd による福島第一原子力発電所の事故についての大判写真です。
 非常に高精細で現場の様子が手に取るように良く分かります。
 写真からは到底1ヶ月や2ヶ月で事故処理が終わるとは思えません。
3号機は爆発により上部がほとんど吹き飛んでいるように見えます。
本当に3号機の使用済燃料保管プールは存在しているのでしょうか?
格納容器、圧力容器のダメージはどれくらいなのでしょうか?
タービン建屋に大穴があいているという事実は、よく考えるとパイプなどの配管に相当なダメージがあることを予想させますが・・・・、
画像は、URLからご覧下さい。http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/430.html

放射性物質汚染車輌拡大!  (名古屋港で中古車500台以上基準超え!)  (乖離のぶろぐ)

★阿修羅♪ >から全文引用
放射性物質汚染車輌拡大!  (名古屋港で中古車500台以上基準超え!)
 (乖離のぶろぐ) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/601.html
(投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 06 日 00:58:59: igsppGRN/E9PQ)


放射性物質汚染車輌拡大!  (名古屋港で中古車500台以上基準超え!)
http://ameblo.jp/pochifx/entry-11184169919.html
2012-03-05 22:53:21 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援

http://www.gurutto-iwaki.com/detail/index.cfm?cl_id=852&sn_no=80290
2012/02/28
放射性物質汚染車輌拡大!  (名古屋港で中古車500台以上基準超え!)
http://ameblo.jp/pochifx/image-11184169919-11834601557.html
「名古屋港管理組合は25日、同港から船積み予定の中古車を対象とした放射性物質検査で、昨年8月~今年1月、500台を超える車から、業界が設定した基準の毎時0・3マイクロシーベルト以上が検出され、荷主に返したことを明らかにした。」

原発事故問題はどこまで拡大するのでしょうか?
人間、食べ物、乗り物まで汚染が確認されています。
先日、私どもが測定した車からは2万7千CPM以上の汚染が確認されました。(バックナンバーにて)
車の汚染個所は、フロントワイパー付近に集中している場合が多いのですが、運転する度に高線量を目に浴び続けるのは非常に危険です。
早急に確認作業を行ってください。
いつも言っているように、放射性物質の付着を調べるには表面汚染測定器にて確認することが重要です。
一人でも多くの人が気付いてくれれば良いのですが・・・。

福島第1原発4号機核燃料プール=神様の与えてくださった幸運

☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/
☆記事目次
http://lodgrxfyurruit5gdgyryuuyf.blogspot.com/





朝 日新聞の記事を読むと、4号機プールの使用済みと使用中の核燃料が、「無事」だったのは、幸運と偶然の産物だった事が、分かります。もし、通常の状態で あったなら、多分3号機のプールで起きた事の何十倍???の被害が発生したでしょう。そして、現地での対応も不可能になったでしょうから、東北・関東は壊 滅していたかもしれません。この幸運を生かすことが出来るのかどうか
???
生かしてほしいと思います。今のままでは、せっかくの幸運もムダになるかもしれません。幸運がムダになる時は、関東壊滅です。

朝日新聞
4号機、工事ミスに救われた 震災時の福島第一原発
2012年3月8日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html

(一部引用)

写真・図版
震災当日の4号機の水の状況
東京電力福島第一原発の事故で日米両政府が最悪の事態の引き金になると心配した4号機の使用済み核燃料の過熱・崩壊は、震災直前の工事の不手際と、意図しない仕切り壁のずれという二つの偶然もあって救われていたことが分かった。
 4号機は一昨年11月から定期点検に入り、シュラウドと呼ばれる炉内の大型構造物の取り換え工事をしていた。1978年の営業運転開始以来初めての大工事だった。
以下、URLからお読みください。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html

小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は"おしまい"です

☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/
☆記事目次
http://lodgrxfyurruit5gdgyryuuyf.blogspot.com/





YouTube 
から引用

小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は"おしまい"です
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=CezLuBZqd8U

         さんが 2012/03/07 にアップロード       
               小出裕章
もう見ていただいて分かるように
ここにプールがあって
その底に使用済み燃料がたくさん溜まっている
もしこれから大きな余震でも起きて
ここの壁が崩壊するようになれば
プールの水が抜けてしまいますので
使用済みの燃料を冷やすことができなくなる
そうするとどんどん更に溶けてしまうということになって
使用済み燃料がたぶん全て溶けてしまうだろうと思います
そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が
何の防壁もないここから外に噴き出してきてしまう

<地震が来ない内に使用済み燃料を抜き出して>
<横にプールでも造って移せばいいんじゃないですか>

ところが使用済み燃料を空中に吊り上げるようなことをすると
使用済み燃料から膨大な放射線が飛び出してきていますので
周辺の人達はもう死んでしまうしかないというくらいの強い

オペレーションフロアの上に
巨大なクレーンのようなものが見えます
これがクレーンで
実は巨大な容器を吊り上げたり
吊り降ろしたりするためのクレーンなんですが
もうこの建屋自身がもう爆発で吹き飛んでしまっていますから
もうこのクレーンすらが使えない

やらなければいけないことはたくさんあって
まずは使用済み燃料プールの中に崩れ落ちてしまっている
瓦礫などをどけなければいけない
そしてどけた後に巨大な容器を沈められるように
何らかのクレーンのようなものを
現場で動かせるようにしなければいけない
外から巨大なクレーンで吊るということができるでしょうから
その準備をする
そして沈めて
もうたぶん何がしか壊れているであろう使用済み燃料を
巨大な容器に入れて
それをまた外に吊り上げるということをやらなければいけない
ただそういうことを全部やろうとすると
たぶん何年という単位が必要になるだろうと思います

<その何年という間に建物を壊すような地震が来たら>

おしまいです

★ご参考 詳しく書いてあるブログ
僕らは星のかけら
2012.03.09
福島第一原発4号機燃料プール
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2012/03/post-566d.html



★もう一つ
がんばれ福島原発!
4号機建屋の倒壊より怖い現実
2012年03月08日 | 原発
http://blog.goo.ne.jp/genshiryoku_2011/e/e3e4f2c5bdd31b3c75985aab309a7783?fm=rss

★プールに亀裂が入った時の危険性について、書いています。


まだあります。これは、タイトルの通りで、我々の運命は、実に際どい「神様の気紛れ」に委ねられている現実を書いています。

秋場龍一のねごと
2012年3月8日木曜日
4号機のヒビを前に、ぼくたちの運命は「風前のともしび」状態にある
http://akiba1.blogspot.com/2012/03/blog-post_08.html

スイスの原発動向

☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
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スイスは、去年3月の福島原発事故を受けて、一気に脱原発の機運が高まり、
毎日新聞から抜粋

昨年の福島第1原発事故から2カ月後、スイス政府はいち早く「脱原発」方針を打ち出し、その3週間後には下院が法案を可決した。素早い動きは、一 時パニックに近かったスイスの国内世論を安堵(あんど)させた。

と言う事に、なりました。
それが、ほとぼりが冷めてくると、原発推進派の巻き返しが始まり、
毎日新聞から一部抜粋

ところが、世間がバカンスを過ごしていた昨年7~9月、上院エネルギー委員会では、形勢の巻き返しをもくろむ水面下の折衝が繰り広げられた。
「12年にも着工する予定だった原発の建て替え計画を5~10年先送りし、安全技術をさらに向上させよう」。原発推進派の議員らは当初、原発更新計画の延期で、現行政策の存続を狙った。
「上院は下院より保守的で、業界ロビーが強く、地球温暖化対策のクリーンエネルギーとして原発依存に傾斜したここ10年来、推進派が多数派だ。原発新設を予定していた電力会社役員もいたし、昨年の委員長はロビー団体の会長だった」(緑の党・クラメル委員)
こうした状況の下で左派議員が抵抗。上下両院の総選挙を控え「脱原発を進めるが、原子力の研究開発は続ける」という妥協が成立した。上院は9月に法案を修正して下院に再送付し、下院は選挙後の12月に再可決した。
「脱原発」の旗印は残ったが、肝心の「開発継続」の解釈は、はっきりしていない。
と言うようになりつつあります。
原発利権が強いのは、どこの国も同じだそうです。まして、スイスの場合は、日本よりはるかに自然エネルギーが、ありません。風力発電くらいしかないようです。おまけに、原発に電力の50%を依存している事情もあります。

今回、ミューレベルク原発の停止をめぐって以下の裁判所の判決が出されました。
【ジュネーブ伊藤智永】スイス連邦行政裁判所は7日、福島第1原発と同型のミューレベルク原発の安全性に問題があるとする反原発団体などの訴えを認 め、2013年6月までに稼働を停止するよう命じる判決を出した(毎日新聞から)

うらやましいな、と思うのは色々事情はあるにせよ、裁判所が合理的に判断して、ダメなものはダメと判決を出す所です。これが、日本の裁判所だったら、どうでしょうか???
日 本で言うなら、原子力安全・保安院にあたる、(スイス)連邦核安全監督局は、安全の評価を出しています。日本の裁判所なら、ほぼ間違いなく原発停止の請求 を却下するでしょう。裁判の、中立性・公平性が日本でも確立されるべきです。日本の裁判官は、余りに世間の一般常識が無さそうに見受けます。「信じられな い!!!」と言う判決が、良く出ます。特に、行政や企業が被告人である場合、原告に不利益な判決が多すぎます。もし、日本の裁判所が、「世間並みの常識」 を持ち合わせていたなら、原爆訴訟においても、公害訴訟においても、薬害関係の訴訟においても、被害者がこれまでのように不利な立場に置かれ、苦しみ続け ることは、無かったでしょう。そう思います。
裁判所の「非常識」により、これまで日本国民は、随分不利益を被ったり救済されないま ま放置されたりしてきたと思います。原発にしてもそうです。これまで、各地の原発の差し止め訴訟は、全部「原告敗訴」です。しかし、福島第1原発事故が起 こってみると、裁判所の判断は誤りであったと、分かります。裁判所が、どこかで原発の安全の手抜きに「ストップ」をかけていれば、少なくても今のような、 原発の「安全無視」は、防げていたように思います。
現在、日本各地で提訴されている原発訴訟に、裁判所も「常識」と「良心」「公平」を心がけて最善の判断を、して欲しいと思います。
関係新聞記事
毎日新聞 2012年3月8日 東京夕刊  
スイス:原発停止命令 福島第1と同型「炉内ひび」--行政裁判決  
http://mainichi.jp/select/world/news/20120308dde007030017000c.html
 毎日新聞 2012年2月27日 東京朝刊
スイス:福島事故直後に「脱原発」方針のはずが、推進派巻き返し 「開発は継続」を選択http://mainichi.jp/select/world/news/20120227ddm012030070000c.html
関係記事掲載ブログ(スイス関係)
http://syoko035syoko035.blogspot.com/2012/03/blog-post_3742.html