2012年1月31日火曜日

「もんじゅ」廃炉の可能性が、出てきました


テーマ:
昨日は、これを書きたかったのですが記事が沢山目にとまり有益な記事が多かったので、つい紹介してしまいました。

★紹介の記事は、読みたいのを「選んで」お読みください。

(1)
「もんじゅ」(高速増殖炉)の危険性は、以前の日記に書いてありますので日記の紹介だけ致します。お読みで無い方は、ご一読ください。

『もんじゅ」の恐怖を知っていますか???(再掲載)』
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11059316012.html

事故を起こした時の「威力」と言う意味では、『日本一危険』な原発であるといえると思います。事故が起これば、日本壊滅の運命が待ち構えております。

先月頃までは、存続について、する・しないで情報が錯綜していました。ところが、ここへ来て廃止(廃炉)の方向性が出てきました。この事については、新聞記事を紹介しますので、お読みください。「もんじゅ」は、何がなんでも、『廃炉』にしなければならない原発です。


<以下、新聞記事の紹介です>
①47NEWSから引用(福井新聞)
原発相、もんじゅ廃炉も含め検討 エネ政策見直しで結論

(2011年11月27日午前9時19分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/31722.html

②もんじゅ:廃炉検討 基軸失う核燃サイクル 政策転換必至
2011年11月27日 
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111127ddm003040168000c.html

③東京新聞2011年11月27日
原発相、廃炉含め検討 もんじゅ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011112702000060.html

もっと、有りますが昨日に続いてでは、「嫌われる事、間違いなし」なので、これだけにします。

(2)
今日は、もう一つ話題があります。汚染米についてです。
やはり汚染の強い地域で、(今の緩すぎる)基準値越えの汚染米検査で、次々と見つかっています。これも、十分ご注意ください。

以下、新聞記事をいくつか紹介しますので、お読みください。

①福島・伊達のコメ、基準超えるセシウム 9キロ消費者に(朝日新聞)
http://www.asahi.com/food/news/TKY201111280600.html

②放射性セシウム:伊達産コメ規制値超…直売所で9キロ販売(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111129k0000m040100000c.html

③福島県 コメ検査の範囲を拡大(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111129/t10014266131000.html

★汚染食品情報については、十分ご注意ください。

☆以下、新聞記事をご紹介。お時間のある方はお読みください。
全て、各新聞社からの全文引用です。
①47NEWSから引用(福井新聞)
原発相、もんじゅ廃炉も含め検討 エネ政策見直しで結論
(2011年11月27日午前9時19分)
細 野豪志原発事故担当相は26日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と関西電力大飯原発(おおい町)を視察した。視察後、も んじゅについて「一つの曲がり角に来ている」と記者団に語り、政府の提言型政策仕分けの評価結果も踏まえ、廃炉を含め抜本的に見直す考えを示した。細野氏 は福井新聞社の取材に応じて「全体の絵がない中で、もんじゅだけ結論を出すことはやるべきでない」とも述べ、来年夏をめどに結論を出すエネルギー政策全体 の見直しの中で方向付けるとした。

 もんじゅをめぐり20日の提言型政策仕分けでは「もんじゅを用いた高速増殖炉の研究開発の存続の是非 を含め、従来の体制・計画を抜本的に見直す」と評価された。中川正春文部科学相は、来年度予算で40%出力確認試験に備えた対応調整費約22億円の計上を 見送る考えも示唆している。

 福井新聞社の取材で細野氏は、高速増殖炉の研究開発が当初の計画から長い年月がたち、設備が老朽化している点などを挙げ「(抜本的な見直しを行うべきだとの厳しい見方は)現実として受け止める必要がある」とした。

 一方で「国際的なエネルギー(確保)の問題や廃棄物を減らしていく観点から高速炉の可能性は決して失われてはいない。曲がり角というのはゼロか1かということでは必ずしもなく、いろいろな可能性を考えていく余地がある」と含みを持たせた。

 さらに「もんじゅの検討は全体がパッケージでなされなければならない」とも説明。使用済み核燃料の再処理、放射性廃棄物の処理などを総合的に検討する必要があるとした。

 細野氏は国のエネルギー政策を検討する上で、長年エネルギー政策を支えてきた原発立地地域の声を聞くことも大事だと強調した。(竹内史幸、野田勉)


①福島・伊達のコメ、基準超えるセシウム 9キロ消費者に
朝日新聞から

福島市大波地区(旧小国村)のコメから国の基準値(1キロあたり500 ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県は28日、緊急調査の結果、大波地区に隣接する同県伊達市の旧小国村と旧月舘町の両地区の計 3戸のコメでも基準を超え、一部は流通していた、と発表した。県は両地区のコメの出荷自粛を要請した。政府は、29日にも両地区のコメの出荷停止を指示す る方針だ。

 県によると、このうち、伊達市の旧小国村のもち米9キロが地元の直売所から消費者に売られていた。基準超えのコメの一般消費者への流通が分かったのは初めて。

 県によると、伊達市の旧小国村では、101戸の農家の119サンプルのうち2戸の2サンプルで1キロあたり580ベクレルと780ベクレルを検出。同市の旧月舘町では、6戸の8サンプルのうち1戸1サンプルで同1050ベクレルを検出した。

 記者会見した県の鈴木義仁・農林水産部長は「基準値を超えたコメを買った人たちにご迷惑をおかけし、申し訳ない」と謝罪。「放射線量が高い市町村のコメの安全性については、調査を進め、結果に基づいて改めて判断する必要がある」と述べた。

 県は、全戸調査の対象に、二本松市の7地区と本宮市の2地区を加える。

 一方、県のまとめによると、福島市大波地区の全袋検査では、28日までに1637袋を調べ、うち171袋で基準を超えた。(井上亮)



②放射性セシウム:伊達産コメ規制値超…直売所で9キロ販売(毎日新聞)福島市大波地区のコメから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検 出された問題で、福島県は28日、隣接する伊達市の小国地区と月舘地区の農家計3戸のコメ(玄米)も規制値を超え、最大で1050ベクレルを検出したと発 表した。県は両地区にコメの出荷自粛を要請した。  県は22日から大波地区の全袋調査を始めるとともに、福島▽伊達▽相馬▽いわきの4市で環境放射線量が高い12地区1941戸の全戸検査に着手。 28日までに伊達、相馬両市で計154戸の調査を終え、小国地区2戸、月舘地区1戸で規制値を超えるセシウムを検出した。この3戸は今年計114袋 (3.4トン)を収穫。大半は自宅やJAの倉庫に保管されていたが、小国地区の農家が地元直売所にもち米計18キロを出荷。うち9キロは販売されたとみら れ、県が販売先を確認している。
 一方、大波地区では全154戸の計4752袋(142.6トン)のうち68戸1637袋(49.1トン)で完了。新たに4戸で規制値を超え、同地 区内で規制値を超えた農家は計10戸になった。同地区のコメはすべてJAの倉庫などに保管され、市場には流通していない。【関雄輔】
毎日新聞 2011年11月28日 23時47分(最終更新 11月29日 0時03分)


③福島県 コメ検査の範囲を拡大
(NHKニュースから引用)
 11月29日     4時21分
福島市に続いて福島県伊達市でも収穫されたコメから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことから、福島県は、すべての農家を対象にした検査を行う自治体を増やし、安全性の確保を進めることを決めました。

福 島市に隣接する伊達市の旧小国村と旧月舘町で合わせて3戸の農家が収穫したコメから国の暫定基準値を越える1キロ当たり最大で1050ベクレルの放射性セ シウムが新たに検出されました。福島県は、これらの地域にある農家に対してコメの出荷を自粛するよう求めるとともに、旧小国村の農家で収穫された9キロの コメが地元の直売所を通じて販売されていたため、流通先の調査を進めています。福島県は、今月、福島市の大波地区で基準値を超える放射性セシウムが検出さ れたことを受けて、伊達市を含む、局所的に放射線量が高い4つの自治体の一部の地域について、すべての農家を対象に検査を行っていて、今回はその中で放射 性物質が検出されました。このため福島県は、放射線量が周辺より高い二本松市と本宮市の一部の地域でも2300戸余りの農家すべてで検査を行うことを決め ました。福島県は「検査の範囲を広げ、県産のコメの安全性の確保を早急に進めたい」としています。

0 件のコメント:

コメントを投稿