2012年1月31日火曜日

『死のつらら』と呼ばれる驚異の自然現象!? 世界で初めて撮影される!!


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これは、私も初めて聞いて、見て、ビックリ!!!
皆さんにもご紹介。


ロケットニュース24から全文引用
『死のつらら』と呼ばれる驚異の自然現象!? 世界で初めて撮影される!!
    2011年12月2日

http://rocketnews24.com/2011/12/02/158082/

☆写真・動画もありますので、URLからご覧下さい。


南極大陸・ロスエーゲ海近くにある小さな島ラゾールバック。凍てつく寒さの中イギリスのテレビ局BBCのカメラクルーは、驚異の自然現象の撮影に世界で初めて成功しました。
彼らが捉えたのは、触れたもの全てを凍らせてしまう海の冷たい殺し屋『ブライニクル』。これは、1960年代に存在がすでに確認されていた自然現象のひとつですが、現在まで誰ひとりその姿をカメラにおさめた者はいなかったそうです。
『ブライニクル』は、その美しい姿から、1974年まで氷の鍾乳石と呼ばれていまし た。しかし、『ブライニクル』が放つ強い冷気に触れると、どんな生き物でも凍りつき死んでしまうことから、『死のつらら』と呼ばれるようになったのです。 映像をみると、『ブライニクル』の通り道にいたウニやヒトデがその進行に合わせてみるみる凍っていくのがわかります。
この現象は、海の中に0度以下の塩水が流れ込んだ時に起きるといわれています。風が止み気温が下がると、海の表面の水分だけが次第に凍っていき、塩 分は凍らずに残ります。その濃い塩分を含んだ海水が氷の表面に留まり、急速な外気の温度低下によって、氷のすき間から海中に流れ込むのです。これが、『ブ ライニクル』と呼ばれる現象の実態です。
外気と海中の温度差が激しいときに起きる『ブライニクル』の姿をとらえるまで、撮影隊は相当の苦労を要されたよう。この映像撮影時の海中の温度はマ イナス1.9度、海面の温度はなんとマイナス20度だったそうです。この寒さの中、カメラクルーは5~6時間も海底に座り続けていたというのだから、聞い ているだけで背筋が寒くなってしまいます。
通常の海水より密度が高く、大気のつららより非常に速い速度で成長していく、驚異の自然現象『ブライニクル』。奇跡の映像は、『フローズン・プラ ネット』というタイトルで、11月23日にBBCで放送されました。息を飲むほど美しくそして冷徹なその姿を、じっくりとご覧ください。
寄稿:Pouch
参照元:dailymail.co.uk(英文)

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