2012年2月28日火曜日

20120222 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章-1

ブログ目次0020
http://d.hatena.ne.jp/tapn710nnrzk38byq82liooz0/20120218/1329567739

YouTube  から引用
20120222 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=rIf6CaPgvzc&feature=player_embedded
tacc77 さんが 2012/02/22 にアップロード
ノーカット(wma)
http://goo.gl/lv0Nm

書き起こし「ブログ
「ざまあみやがれい!」
クウェート原発計画やめる 「正常な神経を持ってればそうだろう」小出裕章 2/22(1)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65791743.html
2012年2月22日(水)、小出裕章氏が、毎日放送たね蒔きジャーナル」に出演。
クウェート原発をやめたことに関して言及しました。
=====(文字おこし、ここから)
水野「京都大学原子炉実験所助教小出裕章さんに伺います。小出さんこんばんは」
小出「こんばんは」
水野「よろしくおねがいしますー」
小出「よろしくおねがいします」
水野「東京には近藤さんです」
近藤「あ、よろしくお願いしまーす」
小出「よろしくお願いします」
水野「まず今お伝えしたニュースで。クウェート原発計画をやめたと、いう話。小出さん、わずか事故から4ヵ月後にこういった判断を下す国が…外国にはあるんですね。」
クウェート原発断念 福島事故で安全性疑問視 - 毎日jp(毎日新聞)
小出「すいません。今の今まで知りませんでした。」
水野「ええ」
小出「はい」
水野「どう感じられます? 第一印象ですけど」
小出「え…まあ、正常な神経を持ってればそうだろう(苦笑)と思います」
水野「ああ。」
小出「はい」
水野「近藤さーん」
近藤「はいー」
水野「事故から4ヶ月で、決定ですって。クウェートは」
近藤「やっぱりその…原発を断念した理由はまあ福島だっていうんですから、そうでしょうけども。いわゆる中東でこういう計画があって放棄するってことは、核を放棄するっちゅうことですよね」
小出「その通りです」
水野「ああ! そういうことなんだあー…」
近藤「そういう意味では、あの、実に立派だと思いますよ」
小出「はい」
水野「…単に、エネルギーという枠だけではないわけですね」
小出「はい、まあ…」
水野「なるほど」
小出「中東とか、もそうですけども。原子力発電をやるということは、何がしかは必ず核を開発するということと結びついて、います。ん……クウェートという国がどこまで本気だったかは知りませんが。やはりこれはやばいと、思ったのだろうと思います」
水野「はい…。え…そして、最初にお伝え致しました、アメリカ原子力規制委員会が、公表した内部文書のニュースなんですが。これはですね。小出さん。あの、まず、わたくしが、ああ、こういうことかって思いましたのは。アメリカも、事故直後から自体の深刻さをよくわかっていて。で、最悪の事態を想定して人を逃がそうとしたわけですよね。」
小出「そうです。」

=====(文字おこし、続く)


クウェート:原発断念 福島事故で安全性疑問視
毎日新聞 2012年2月22日 15時00分(全文引用)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120222k0000e030219000c.html


 【クウェート市・前田英司】日本などと原発分野で協力を進めてきたペルシャ湾岸のクウェートが昨年3月の東京電力福島第1原発事故を受けて、原発 建設を断念したことが21日、分かった。地元当局者らが毎日新聞などの取材に明らかにした。世界有数の産油国クウェートは発電や海水淡水化を化石燃料に依 存しており、代替策として原発導入計画を追究していた。しかし、現時点では原発の安全性を確保できないとの判断から、国家元首のサバハ首長が原子力委員会 を解体した。
 クウェートは1970年代に原発の研究・開発に着手した。79年3月のスリーマイル島原発事故(米ペンシルベニア州)で中断したが、その後の世界 的な「原子力回帰」の流れの中で、09年3月に原子力委員会を設立。原発建設に向けた予備調査を続ける最中に福島原発事故が起きた。
 クウェートは10年9月に日本と原発に関する協力文書に署名したほか、米国やフランス、ロシア、韓国とも同様の協定や覚書を交わしている。5基前後の原発を建設して、30年までに全発電量の約20%を原発でまかなう計画だった。
 外交筋によると、原子力委員会は福島原発事故後、原発計画を一時的に凍結し、安全対策の強化を踏まえて計画を再開しようと関係者に働きかけてい た。しかし、反原発世論の高まりを受け、サバハ首長が昨年7月に原子力委員会を解体する首長令を出し、原発断念が一気に決まった。
 ただ、国立科学研究所が原子力委員会の後を継ぎ、主に医療分野での原子力利用を研究しており、将来的に研究用原子炉が建設される可能性はある。国立科学研究所のオサマ・サエグ研究員は「3~5カ月以内に(今後の方向性の)調査を始めたい」との見通しを示した。
 中東ではイランが核開発を続ける一方、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)も原発建設に意欲的だ。
毎日新聞 2012年2月22日 15時00分

0 件のコメント:

コメントを投稿