2012年2月19日日曜日

テキトーな投票行動が、日本国に害悪を撒き散らす

第二次世界大戦(太平洋戦争)に負け、日本は敗北しました。であるのに、「終戦記念日」だそうです。私は、ここに「人ごと」を、感じます。自分たちの事で あれば、「終わった」は、ないでしょう。そして、軍部に責任を押し付けて、国民は悪くない事になって、今日まで来ました。戦時中の軍事政権が、正しいなど と言っているのでは、ありません。歴史を、社会として国家として、キチンと総括したかを問題視しているのです。

それを。しないで「ズルズル」、こん日まで来たから、今があります。「敗戦=敗北」を、「終戦」と言い換えて誤魔化すのは、局地的敗北を、「転進」といって誤魔化した、「大本営」と何ら変わりは、ありません。この「無責任体質」が、こん日まで続いているのです。

だ から、これだけの原発の大事故と甚大な被害が発生したと言うのに、責任を取る者もいなければ、責任を追及しようともしません。「人間性」 「人格」 「正 義」 などの価値観は、時代に関係なく大切な事です。それを、忘れた今の社会は、元々腐っていたのが、腐りきってしまったように見えます。

このような社会を作った人達は、原発を推進してきた人達と重なります。年齢で言うと、70代~90歳代の人達でしょう。これから、全員で、その「ツケ」を払わなければなりません。

原発は、大型公共事業と酷似しています。何しろ、原発政策(補助金のばら撒き)の仕組みを作ったのが、田中角栄総理大臣と中曽根通産大臣のときです。電源三法が作られ、補助金ばら撒きのシステムが、完成したのです。

ですから、原発推進と大型公共事業は、よく似ているわけです。更に、両方に共通点があります。それは、「利益先取り」「負担は後世にツケ送り」の仕組みになっている事です。
原発の「後始末」の事は、何も考えず、「ヒタスラ」原発を造り続けてきました。
ダムや高速道路、空港に港湾施設。みんな、建設国債です。そこから、上がる利用料も次々と同じ事業につぎ込まれます。理由は、「まごこ」の代に資産を残すためだそうです。

結果、原発事故と、膨大な国家の借金の大山(オオヤマ)が出来上がりました。
既 得権益を貪り続けて来た関係者や官僚も、もちろん「大悪」です。しかし、それを許してきたのは、国民です。日本国憲法では、主権在民です。国民が、「主 権」を、良く考えて行使しなかった結果が、今の日本の社会です。政府や官僚に責任を押し付けて、どうなる話では、ありません。「ツケ」は、国民が支払うの ですから。選挙権は、良く考えて、「シッカリ」行使したいものです。

J-CASTニュース
テキトーな投票行動が、日本国に害悪を撒き散らす
2011/11/ 4 15:00

(1)http://www.j-cast.com/kaisha/2011/11/04112193.html

(2) http://www.j-cast.com/kaisha/2011/11/04112193.html?p=2

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