2012年2月19日日曜日

大不況が「底割れ」すれば???=「恐慌」

もはや、不況などと言う状況では、ないのかもしれません。倒産する所は、もう倒産しきって「倒産」件数が、減少しているのかもしれません。そのかわり、 「激増」しているのが、「廃業」だそうです。生活は、今より年々、苦しくなる事を、覚悟して、そうなった時、どうやって食べていくのか??
真剣に 考えておいた方が、無難です。収入が、どうの。仕事が、キツイの。こう言うレベルを、超えた話になると思います。昔は、皆んな貧しかったのですよ。その時 代を知っている人間は、生きていけるかもしれません。豊かな事が、当たり前の時代に育った人は、貧乏な暮らし方の練習をしなければなりません。私が、大学 生の時の話をしましょう。昭和50年代です。この頃は、もう大分世の中は、豊かになっていました。でも、学生の住むのは、風呂無し共同トイレの4畳半か3 畳のアパートと相場が、決まっていました。部屋に風呂などありませんでした。電話をかけようと思ったら10円玉を集めて、赤電話です。テレビなどありませ んでした。こんな学生時代でした。
参考になったかな???

日刊ゲンダイから全文引用
“見えない倒産”廃業が急増中
2012年2月10日
http://gendai.net/articles/view/syakai/135089


年間2万5000件以上

    
           昨年、倒産件数が13年ぶりに1万3000件を割り込んだ。この数字を見る限り、企業の破綻は減少している。しかし、これはまやかしだった。
「廃業や休業が激増しているのです。昨年の休廃業・解散の件数は2万5000件以上。年間の倒産件数の倍です」(東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏)
 経営に行き詰まり、倒産寸前で会社を整理する。そんな廃業が3・11大震災以降に増え続けている。廃業は倒産にはカウントされないが、実態は破綻同然。いわば“見えない倒産”だ。
 自動車部品を製造する孫請け会社の経営者(70代)が言う。
「倒産は従業員や金融機関、取引先などに迷惑をかけます。だから、その前に会社をたたもうと決意しました。実は最大の納入先から自主廃業を促されました。借金は残りますが、倒産よりマシです」
 経営の苦しい中小・零細企業は「金融円滑化法」で借入金返済の先延ばしが可能となり倒産を逃れた。昨年暮れ、この円滑化法は13年3月までの延長が決 まった。これにより表立った倒産は減少するだろうが、かといって、一時しのぎだから展望が出てくるわけではない。むしろ廃業が急増するのではないか。そう 見る専門家は多い。
「小さな個人商店を含めると日本全国に約420万の企業があります。経営難から抜け出せなければ廃業を選択するしかない。そうした決断を余儀なくされる事 業主は今後、増加するでしょう。零細企業を中心に、現在の3倍、4倍の廃業が出てくる可能性があります」(友田信男氏=前出)
 現在の4倍ということは10万件の廃業だ。倒産減少の裏で起きている廃業ラッシュ。倒産減少にだまされてはいけない。

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