2012年2月19日日曜日

元原発作業員、労災認定求め提訴=「被ばくで心筋梗塞」―福岡地裁

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原発労働者(作業員)と電力会社の健康被害(病気)をめぐる裁判は、これまでほとんど電力会社が、勝訴して来ました。中には、或る筋から 脅されて裁判の継続自体を断念するケースもあったそうです。どうしてかと言うと、まず弁護士の質が有ります。電力会社は、金をふんだんに使って有力な弁護 士を雇います。貧しい原発労働者は、そうは行きません。そして、裁判になると電力会社(=原発利権)の御用学者が、常に電力会社に有利になるような証言を するのです。そうして、判例が作られていきます。法律に明確な定めが無い場合や、解釈があやふやな場合は、判例が(法律と全く同じでは、ありませんが)重 視されます。電力会社勝訴の判例が、積み重なると益々、原発労働で健康被害を発症した人は、裁判で勝ちにくくなるのです。このようにして、裁判所までも が、結果として電力会社の味方をするような流れがありました。

しかし、労災は違うはずです。労働者に有利とまでは、いかなくても最低限、公平な判断をするべきであると思います。その意味で、この裁判は、なんとしても原告に勝訴してほしいと願います。

ニコニコニュース niconico news から引用

元原発作業員、労災認定求め提訴=「被ばくで心筋梗塞」―福岡地裁

時事通信社:記事一覧 2012年2月17日(金)16時23分配信
http://news.nicovideo.jp/watch/nw198455
 原発での作業に当たった元配管工の男性が、「心筋梗塞になったのは被ばくが原因」として、国に労災認定を求める訴訟を17日、福岡地裁に起こした。
 訴えたのは、福岡市早良区梅田隆亮さん(76)。
 訴状によると、梅田さんは1979年、島根原発松江市)と敦賀原発福井県敦賀市)の定期検査で、1カ月余りにわたり原子炉格納容器内での配管溶接作業などに従事。終了後に原因不明の吐き気や鼻血などの症状に悩まされ、2000年には急性心筋梗塞を発症した。
 その後、「発症に被ばくが関与している可能性は否定できない」との診断を受けて松江労働基準監督署に療養補償費を求め労災申請したが、10年に不支給決定を受けた。

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