2012年9月28日金曜日

ひっそり始まった福島原発4号機の燃料棒取り出し作業 - NAVER まとめ※全文転載

※全文転載

ひっそり始まった福島原発4号機の燃料棒取り出し作業 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2134258120444248001


東京電力は福島第1原発4号機の燃料プールに保管中の未使用燃料の取り出し作業を開始しました。テロ等を防ぐ為に日程は公開されていませんでしたが、2012年7月18日・19日に作業が行われるようです。ここには、4号機の燃料棒の現状や作業内容をまとめていきます。
更新日: 2012年07月18日RSS
  

4号機の燃料棒について
≪4号機≫
建屋の外壁は吹き飛び、鉄筋が剥き出しの状態
・地震と津波、さらに隣の3号機の爆発の為
≪核燃料貯蔵プール≫
爆発により防護壁のない核燃料がむき出しのままの状態
≪使用済み燃料数≫
1535体(このうち未使用燃料が204体)
出典jp.WSJ.com
・事故を起こした1~3号機より多い
・稼働原子炉で使用される2.8倍の量
≪危険性≫
万一倒壊すると、放射線により人が近づくこともできなくなる
・プールの中には、かなりの放射性物質がむき出しのまま存在している為、手の施しようがなくなる
東京電力による作業
≪日程≫
2012年7月18日、19日
・各日に一体ずつ取り出しを行う
・テロなどを防ぐ核物質防護を理由に、作業の実施日程を事前に公表していなかった
≪取り出し≫
未使用の燃料集合体2体
出典jp.WSJ.com
・長さ4メートル、重さ300kg
≪目的≫
来年末に計画している燃料の本格取り出しに備える調査
≪作業内容≫
4号機使用済み燃料プールから、
未使用の核燃料集合体を試験的に取り出す
出典jp.WSJ.com
≪作業懸念点≫
核燃料を持ち上げるクレーンが突貫工事での設置となる
・小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の指摘
・取り出す核燃料の集合体は1体200kg、それを収納する輸送容器は100t以上
・高い線量の中での作業の為、突貫工事での設置となってしまう
燃料棒の取り出し作業
【1】放射線量を測定しながら仮設のクレーンで燃料をつり上げる
・18日午前に1体の取り出し作業が完了
【2】燃料は専用容器に入れ、別の建物のプールに移す
・共用プールと呼ばれる核燃料の保管施設に運ぶ
【3】水素爆発での損傷や海水注入による腐食などを調べる
出典jp.WSJ.com
・8月以降に検査する予定
・来年末に計画している燃料の本格取り出しに備える為
今後の課題
プール中の燃料の安全確保
・最近もポンプの不具合など冷却装置の故障が相次ぐ
・建屋が水素爆発で壊れているため、余震などでプールが損傷する恐れもある
取り出す予定の燃料棒の移送先確保
・燃料の移し先となる第1原発の共用プールがほぼ満杯
・共用プールの燃料を別施設に移す「玉突き」となる計画
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