2012年2月3日金曜日

天命 宿命 運命

天命 宿命 運命

三つの言葉をどうお考えでしょうか。
私は、天がその人に与えた使命を天命と考えます。
例えば、チンギス・ハンがモンゴル大帝国を築きました。
やろうと思って出来る事では、ありません。天がチンギス・ハンに
命令を与えたのです。だから、出来たのだと思います。
これが、私の考える天命です。

宿命は、個人・集団・地域・国などが背負った逃れる事の
出来ない定まった道です。どうあがこうと、この道を
辿る他に道は、ありません。このような状況を
宿命と考えます。

運命とは、何か???
運命とは、別の言葉で言うと自分又は自分たちの選ぶ未来です。
時代や状況により、宿命と似ている場合もあろうかと思います。

原発事故は、起こる前は運命でした。自分たちの努力や選択に
より事故を回避する事も可能でした。事故が起こった今は
運命が、宿命に変わりました。原発事故の宿命を背負って
未来に向かって歩いていくしか道は、無くなりました。
すなわち、宿命です。

もう一つ運命から、宿命に変わりつつある事があります。
まだ、運命であるかもしれません。自分たちの努力や選択に
より未来を変えうると言う意味です。しかし、時間と共に
宿命に変化しつつあります。

それは、何でしょうか???
これから発生するであろう、大勢の人々の放射能による
健康被害です。このまま、政府・国家行政が無責任のまま
何の対策も取らなければ、数百万人単位の被害者が発生するのでは
ないかと危惧されます。
チェルノブイリ原発事故による放射能が原因とされる死亡者数は
ヨーロッパの一部研究者グループによると、2007年時点で98万5千人と
推計されています。もう、100万人を超えているのではないかと思われます。

原発事故の放射能汚染の被害は、これほど甚大なものです。
チェルノブイリ周辺諸国より日本は、人口が多いのです。
被害もそれ以上になる可能性が大きいのです。

今、何の対策も取らなければ、現在のチェルノブイリ周辺諸国の悲劇が
25年後、日本で再現されるでしょう。

今は、かろうじて運命かもしれません。しかし、時間と共に
宿命に変化していきます。宿命に変化してしまえば、もう逃れる事は
出来ません。

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