2012年3月17日土曜日

死の灰の正体-無脳児、単眼児の出産も(院長の独り言から転載)

院長の独り言(ブログ名)から全文転載
死の灰の正体-無脳児、単眼児の出産も
2012年03月16日
http://onodekita.sblo.jp/article/54471505.html



以前、奇形動植物で今回の事故による影響が疑われる動植物を紹介し、その後もコツコツと追加しております。最初は、この冒頭に紹介されているみみなしウサギで大騒ぎになったのですが、もはや当たり前といった感があります。

世界は恐怖する 死の灰の正体 4/6 をご紹介します。


この中から双頭の金魚(1000レントゲン = 10Sv)照射
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実は同じ双頭の鮭の稚魚が京都府福知山で報告されています。
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京都府で10Svの被曝があるはずはありませんから、この稚魚は内部被曝の怖さを如実に表していると思います。ところが、放射線(筆者注:放射能ではあり ません)の専門家に言わせると、「10Svの被曝をしたはずがないから、これは放射能の影響ではない」と言い切れるわけです。なぜ、理論が先に立って、現 実の現象から理論を組み立てる気が一切ないのでしょうか。これは、中世における宗教裁判と全く同じ理論です。

まあ、専門家ではない人の書いたサイトですが、例えば、正しい放射能情報を【見つけるため】のサイトこちらには、こんなトンデモ文章があります。
次に遺伝的影響ですが、精子や卵子の遺伝子が放射線によって変化してそれが子や孫に伝えられると、障害をもつ子ができる可能性があります。そのようなことが起きるのは動物実験では確かめられ ていますが、人間の場合、広島・長崎の被ばく者の調査をはじめそのほかの調査でも、遺伝への影響は認められていません
動物実験で確かめられているのに、人間で遺伝するとは認められていないと言い切れるとは・・・こんな学問あり得るのでしょうか。そうだとすれば、全ての動物実験が無意味となってしまいますけど。

では、遺伝的影響はなかったのか。認められていないのか。私が以前、長崎原爆の犠牲となった方の話を聞きますと、その方は「奇形が生まれたことは、一切なかった」と明言されていました。なぜ、断言できるのでしょうか。
ABCCは何をしたか から
2.岡村ヒサさんの証言
 私は昭和20年当時、尾長町で産院を開業していました。41歳でした。その頃はまだ家庭分娩が多うございましたが、だんだん少なくなりまして、昭和30年頃には、皆産院に吸収されました。
 何も記録は持っていませんが、奇形がたくさん出ました。当時はABCCへ、みな報告しなくてはいけないシステムになっていました。奇形が出ましても、報告するのを嫌う人もございましたので、しなかったこともあります。


今回ご紹介したフィルムの中に奇形児の写真が出てきます。今ならば隠蔽してしまい表には決して出てこないでしょう。おそらく,今回ご紹介したフィルムもしばらく経ったら消されるでしょう。

シャム双生児 昭和27年6月生まれ ヒロシマ爆心地から2キロ 40歳母親
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無脳児 昭和26年生まれ
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無脳児 昭和28年生まれ
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人間の形をしていない物体 昭和26年 長崎 1480m 三菱工場あと
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単眼男子
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目を背けたくなるような奇形です。そして、無脳児については木下黄太氏のブログで今回の事故後に紹介されています。
「無脳症」の報告がまた増えました。二十代後半の沼津市内の女性が、震災後に妊娠が発覚し、順調と言われていたのですが、無脳児とわかり、堕胎しました。その沼津の総合病院では、一年に一例も無脳症はないそうです。

このようなことを書くと、無脳児は通常でも起こりうる。不安をあおるだけだという非難の言葉が出てきます。そして、ヒロシマ・ナガサキでは統計的に有意で はなかったと証拠を挙げて反論する人もいるかもしれません。このような奇形児は、岡村ヒサさんの証言で示しましたように必ず隠されます。現在はエコー検査 が発達しているので、出産まで至ることはもちろんないでしょう。

そのような事態になっても、産業医科大学は、次のようなスライドを作って、説明してくれます。
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このような奇形児は、母体がストレスを感じたために生じたと強弁するのでしょうか。

放射能で子どもに奇形が生じる。当たり前のことです。内部被曝の怖さをもう一度考えましょう。

◆関連ブログ
奇形動植物のまとめ2011年08月07日
フィルムバッジを持つということ(放射線管理の長い手)2011年06月25日

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