2012年3月19日月曜日

原発建設ラッシュの世界各国

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福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
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福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
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ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 によると、第3世界を中心に「原発ラッシュ」になっています。

http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_405651
フクシマ後も途上国で加速する原発建設
2012年 3月 9日  22:51 JST


経済発展が、始まったこれらの国では、当然電力供給が足りません。ですから、出力の大きい原発建設に走ってしまうのです。
(一部引用)
「フクシマ」の大惨事は原子力発電の世界的な広がりにブレーキをかけたかに見えた。だが、あれから1年、飽くことのない電力消費を続ける発展途上国は原発建設をフルスピードで進めている。
                                                                                                                                                                イメージ                            
Kimimasa Mayama / Press Pool
福島第1原発
世界原子力協会(WNA)によると、現在、世界では60基の原子力発電所が建設中であり、計画中もしくは発注済みのものは163基余りを数える。この数 字は、福島の事故の前月と比べ、ほとんど変化していない。当時は62基が建設中で、156基が計画中もしくは発注済みだった。
☆結局は、過去の日本と同じです。慢性的な電力不足を補うために発電量の大きな原発を選択してしまうのですね。そして、先進国では商売にならない原発メーカーは、セッセと売り込みに励んでいます。数十年すると、世界は原発だらけになってしまいそうです。

NEWSポストセブンから
ケタ違いの数の原発建設計画ある中国の安全性に疑問の声
2011.05.01 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20110501_18579.html
(記事一部引用)
現在、中国では13基の原子炉(総設備容量は1080万kW)が稼働中だが、中国国務院はすでに32基の新規建設を承認し(内28基は建設中)、建設承認 の前期作業に入った原発は38基ある。建設・計画中だけで計70基で、20年までに現在の7倍の約7000万kWと、日本を上回る規模になるが、中国政府 は2050年までに230基(3億2400万kW)まで増やし、世界最大の原発大国となる計画である。(以上、引用終り)


と、まあ「スゴイ」原発建設ラッシュです。
造る時は、どこの国も後始末の事や、事故が起こった時のことなど考えません。かつての日本の同じです。このままでは、使用済み核燃料が地球上にあふれ、多分、「原発事故」も起こるでしょう。

人間の愚かな欲望のために、地球は放射能汚染だらけになるかもしれません。
日本は、この意味からも最悪の場所に位置しています。韓国も、これから原発を増設する事が決まっていますし、中国の新設計画は、すごすぎます。中国人民の安全は、一切考えてはいないでしょう。ここら辺の原発が事故を起こしたら、日本もかなり汚染されると思います。

国内に危険な原発を54基かかえ、そのうえ中国と韓国の原発に脅かされるわけです。
原発を絶対必要であるとして、54基も造ったら、他の国に「止めてください」とは、言えません。
世界一の「原発銀座」の中で、今後生きていかなければ、なりません。

日本国内だけでは、どうにもなりませんから、日本人の運命や、いかに???
「風前の灯」かな???

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