2012年3月9日金曜日

“敦賀原発”敷地に活断層…「M7・4」級の可能性も



福井県の原発銀座は、福島県よりはるかに「スゴイ」ものが、あります。

★こんな、楽しそうな「説明」がされています。
子供を騙す、教材でしょうネ???
福井県では13基の原子力発電所(げんしりょくはつでんしょ)が運転中です。
http://www.pref.fukui.jp/kids/life_kiji.php?eid=00007


福井県の原子力発電所 - あっとほうむ
http://www.athome.tsuruga.fukui.jp/nuclear/information/faq_01/q_01.html


例 によって、データが変わってきたようです。刈羽・柏崎原発でも、断層のデータを無視して建設が進められた経緯が、判明しています。断層は、原発の敷地まで 及んでいると言う学者・識者の警告・反対があったにも関わらず、「無いと言う事で」建設が強行されました。中越地震では、1階の最大地震強度(ガル表示) では、想定強度の2.5倍強の地震強度を観測しています。刈羽・柏崎原発は、比較的新しい時期の建設です。もし、これが稼動30年以上の古い原発であれ ば、重大事故が起こっていた可能性もあります。

今回、各記事が伝えている事は、これまで封印されてきた事だと思います。刈羽・柏崎原発の 断層問題も、事故後、東電が断層の存在を認めた経緯があります。それも、調査しなおしたら「有った」と言う話です。もし、福井県を大規模地震が襲ったな ら、そして古い原発が事故を起こしたなら福島原発事故以上の、被害が予想されます。

福島原発事故では、放射能の約80%は海に降下したと 推測されています。福井県の原発が事故を起こしたなら、気流を考えるなら、「80%」が陸地に降下すると考えるべきでしょう。関西・中部・北陸地方は、現 在の福島県以上の放射能汚染が予想されます。それを、考えるなら福井県の原発を再稼動してよいかどうか???誰にでも、分かる事です。もし、それが「もん じゅ」との複合事故であれば、どうなりますか???
「もんじゅ」も地震に他の原発以上に弱い構造です。そして「もんじゅ」が暴走を始めたなら、 「打つ手無し」です。減速材が「液化ナトリウム」だからです。水に触れれば爆発し、空気に触れれば燃焼する「液化ナトリウム」を水の代わりに使っているの です。こんなものが、原子炉の中を対流しているのですよ。事故が起きれば、爆発する以外に道は、ありません。軽水炉型原発のように、「水」を注入する事 は、出来ないのです。人間に出来る事は、「神様にお祈りする事」だけです。こんな原発を去年、再稼動しました。高速増殖炉(もんじゅ)の危険性は、他の原 発とは、比較にならないほど巨大なのです。

zakzak から全文引用
“敦賀原発”敷地に活断層…「M7・4」級の可能性も

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120306/dms1203061129009-n1.htm

 日本原子力発電敦賀原発1、2号機(福井県)の敷地を通る活断層「浦底-柳ケ瀬山断層帯」(浦底断層)は少なくとも全長35キロあり、マグニチュード (M)7・4程度と従来の想定の2倍以上に当たるエネルギーの地震を起こす可能性が高いことが、産業技術総合研究所の杉山雄一主幹研究員らの調査で分かっ た。

 浦底断層の南部にある複数の断層が広域で連動する可能性もあり、杉山氏は「最悪の場合も考えないといけない」として、大規模な連動地震についても考慮すべきだとしている。

 政府の地震調査委員会や日本原電は連動する他の断層も含め、全長25キロでM7・2程度と評価しており、過小評価だった可能性が高い。原発の立地場所として問題があることを示すもので、安全性の再検討は必至。日本原電は「現段階では、コメントは何もない」としている。

 杉山氏は、原発の耐震性を評価する経済産業省原子力安全・保安院の専門家会議の委員。

 同氏によると、日本原電の音波探査結果などから、敦賀原発の東側の敦賀湾で浦底断層から2~3キロの位置に複数の活断層があり、浦底断層と同時に動く可能性が高いと分かった。全長は35キロとなる。

  浦底断層は上下と横にずれており、全体では1回の活動でのずれは3メートル以上と判明。ずれの大きさから断層の長さを求める計算式に当てはめると約39キ ロとなり、音波探査の結果から判断した35キロとほぼ同程度の長さとなった。これまで日本原電は約1・7メートルのずれを想定していた。

 杉山氏は、南側にある滋賀県の断層と連動する可能性も指摘。まだデータが十分ではない部分もあるが、ずれは5メートル近い可能性があるという。

 浦底断層の西側の原子炉建屋直下にも多数の断層があり、同時に動く危険性が指摘され、日本原電が調査中。保安院は「同時に動くと確認されれば、立地不適格となる」としている。



※他の記事
毎日新聞 2012年3月7日 東京朝刊
福井・敦賀原発:保安院、耐震性再評価を要求へ 活断層長さ想定超えで
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120307ddm002040057000c.html
福井新聞
敦賀原発下に35キロの活断層 産総研調査、従来は過小評価
(2012年3月6日午前9時35分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/33433.html

※ブログ
つながろう、つなげよう! 脱原発を願う個人・団体のネットワーク
 「バイバイ原発・京都」

【福井新聞】若狭湾の活断層連動、否定できず 保安院聴取会で専門家指摘+【毎日新聞】
福井・敦賀原発:保安院活断層長さ想定超えで
http://d.hatena.ne.jp/byebyegenpatsukyoto/20120307/1331081382

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